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からだ占い®︎とロゴセラピー

「このまま帰国するのでしたら、足を切断することになるかもしれません」
とオーストラリアの医師に言われたことがあります。
これはオーストラリアでのバイクツアーで転倒したため、足が腫れて現地の病院でレントゲンを撮って骨折が判明した時のこと。
ツアーはあと2日終わり、帰国の予定であったため、ギブスだけをしてもらい帰国しました。幸い帰国後、入院して処置をしてもらう切断はせずに済みました。
でも、そんなことを言われた後は足の切断になったら、なんでもっと上手くバイク運転できなかったのか、などと不安になったものです。

私の些細な事故でも、そこに囚われがちになるのですから、もっと大きな病気や大きな怪我をすると、なんで、どうして、いつになったら、などと心がそれに囚われてしまいます。

アウシュヴィッツ収容所から生き抜いたV・E・フランクル医師は『ロゴセラピーのエッセンス』の中で次のようのように書かれています。多くの収容所の仲間は「この収容所を生きて出られるのだろうか?もしもそうでなかったら、いまの苦しみはまったく意味がなくなってしまう。」と疑問を持っていたそうです。それに対しフランクル医師は「わたしたちのこの苦しみと死のすべてには意味があるのだろうか?そうでなかったら、生き残れたとしても、結局なんの意味もなくなってしまう。その意味がそのような偶然に依存しているような人生ならば、命が助かっても助からなくても、そもそも最初から生きるには値しないのではないだろうか」と問うていました。

「ロゴセラピー」は囚われたために狭くなった視野を広げ、多種多様な意味の可能性の全体像を見えるようにしてあげて、意識させる。そして、そこにその人なりの意味を見出すことができます。

からだ占いⓇの考案者、タッキー先生は「からだの通訳者」と自称するように、からだの立場に立って、なんでそんな病気を引き起こした、普段どんな気持ちで働いているのかなどを関西弁で面白おかしく話してくれます。
そんな話を聞いていく内に、そうかそうか、いつも自分の体にあまり気にかけていなかったけど、そんな気持ちでがんばってきてくれたんだな。それなのに無理をかけて、だから、ここが痛むだなと気づきをくれます。

それはロゴセラピーと似て、ケガや病気に囚われて、本当に治るのだろうか、いつまで苦しめばいいかの、などと狭くなった視野を広げてくれます。

それとからだ占いⓇは生まれた日によって27のからだちゃんが決まっています。そこの部位の示すタイプによって性格や思いグセなどがわかり、それがキーワードとなり、文字通り囚われを放つカギとなります。
気軽に、遊び感覚で楽しむのOK。色々と言葉を探していると、ふと腑に落ちることがあります。
その瞬間、病気や怪我が治るわけではありませんが、病気や怪我、体への見方が変わったり、気分が落ち着いたりします。

振り返ってみれば、あの病気が、あのケガが人生の転機になった、そんな話を聞くことがあるかと思います。
そう思えるようになるには様々な葛藤があったり、時間がかかったりします。それは病気や怪我を納得して腑に落とすための大切なこと
そう思える人は幸せです。中にはその途中で心折れ、いつまでも囚われてしまう人もいます。

そんな人こそ、囚われから解放される言葉をからだ占い®︎で探して欲しいです


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