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枯れる身體に

新しく通う道に守られた鈴蘭
鈴蘭、鈴蘭、花愛づる鈴蘭
私の愛した鈴蘭、嘘
、私は向日葵の方が好きだった

私の食べた青い花より緩やかに枯れてく鈴蘭
ねえ最後はその毒が良かった
最後にもそれだけは嫌だった
鈴蘭、鈴蘭、ねえいつまで枯れ続けるの
悟ったように諦めたくないよ

私らしい花は鈴蘭だって
勝手に混雑した笑顔で反抗したって
私は向日葵でしょ、って

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