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チロンヌプカムイ イオマンテ

・気に入った人間の矢に当たってお土産として持ってきた皮と肉を渡す
・獲物がとれないのは感謝が足りてないせい。神が動物の入った袋の口を締めたから

フクロウをコタンコㇿカムイ(コタンは村、カムイは神)と呼ぶなど動物、植物、それら全ては神である。
天の神様が作った人間の国が美し過ぎたので、動物のカムイ達が行きたいと口々に言ったため来た
・鹿や鮭、つまり主に狩っていたものを一々カムイとは呼ばない
→現代大量消費している豚牛鶏とも言えるのかも知れない
→だからこそイオマンテ(霊送り)で盛大に、何人もで1匹のカムイを祀って送る?
→狐もチロンヌプなんだよな分からん

神について。
おそらく奇跡を起こすようなものではなく、存在があってそこから始まるもの。
これから儀式をする餞に、狐に花矢を当てて跳ねるのを喜んでいると受け取るのも近しい気がする

イオマンテの映画だったから全員、結論は知っていた訳で。当然息を止めるシーン、祀る為に肉骨を切るシーンもあって

それでも空気が重いのも、気の所為か知らないけど泣いている人がいたのも、私が見なければと顔をわざと上げたのも正しいのか分からなかったのも、それはそれで正しかったように思う

狐を育ててきたおばあちゃんがくしゃりと笑ったのと、祭事は出来ない女性達、子供達の舞も沢山あって。
てだのふあを思い出す
子供は皆神の子だと思った
イエスとかのではなくて神として生まれてきた子。祝福されるべく子
草木と同じようにありふれたもの

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