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令和6年5月18日ZeppSapporoで伝説に立ち会った話

岡村和義に会ってきた。

アンコールの後、秒で客電が点り終演のアナウンス。
鮮やかなステージの写真を残したかったけれど、ステージの明かりも秒で消えた。2時間前の「OKのオブジェの脇に電飾のカーテン」のみの暗闇のステージになりました。
数分前には、赤や青やグリーン、パープルなど色とりどりの光のカーテンと、時に妖艶に時にキュートに浮かび上がる唇と美しい足のシルエット。
それらをバックに岡村靖幸と斉藤和義が、歌って踊って、シャウトして、ギターをかき鳴らしていた、その余韻に浸りたいファン心理をぶったぎる潔い幕引きには、恐れ入った。これが大人の演出、ツンデレの極み、岡村和義。

5ヶ月連続で配信されたシングル曲+ツアー初日の前日に配信されたニューシングルは、ふたりの才能を掛け合わせることから産まれた超のつく名曲ばかり。なかでも「サメと人魚」。メロディーお化けの岡村靖幸と斉藤和義の人を引きつけて離さない言葉選びが溶け合って誕生したバラードの名曲として、日本の音楽史に刻まれることは間違いない。そして「少年ジャンボリー」。これも岡村ちゃんとせっちゃんならではの、だれもが一度聞いたら忘れられない、口ずさみたくなる神曲だ。当然それらは演奏するとして、それぞれの持ち歌の何をどちらがどう味変して披露するのか、どんな演出、どんなMCが飛び出すのか、数ヶ月前からワクワクが止まらなかった。音声番組「ポッド、奥まで」や「アトロク」で明かされた制作秘話の数々からも、期待値がどんどん上がっていった。

迎えたライブ当日。「2階席からソールドアウトだったんだよ」と開口一番友人が。なるほど、客層が4~50代が中心ではそうなるか。「ソールドアウトしてるのかなあ」などと暢気に開演30分を切った頃に会場入りしたことを、数分後に悔やむことになります。PA横のモニター前が1番よく見えそうだったのでその位置から観ることに。Zeppの後方にモニターがあることを初めて知りました。
あっという間の2時間。音と光の芸術作品をZeppで見たのは電気以来ではないだろうか。圧巻でした。できればもう少し前方で、肉眼でしっかりと2人のパフォーマンスを見たかった!どうか、今年のライジング、第3弾発表に岡村和義が入っていますように!

追記  第3弾に岡村和義の名はありませんでした。残念

ネーミングセンスがいいのか悪いのか 絶妙なラインを攻めてくる笑
Zeppからほど近いビアバー「バジルバジル」これからライブ後はここで決まりだな
なぜか日常ご飯 オムレツが食べたかった日。スクランブルになってしまった泣



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