まっさらで始めて見る

これまでもホームページを作ってみたり、ブログをやってみたりしたが全く続かなかった。
なにか意味のある記事を書きたかったのかもしれない。

ホームページについては、高校生のころ一部で流行った日記サイトに触発されて古のソフト、ホームページビルダーなんぞを買ってチクチク作ってみたが、一瞬のノリによる行動で全く続かなかった。

ブログを始める前にmixiが流行ったが、招待制のため閉鎖的な感じが肌に合わず登録すらしなかった。
決して友達がいなかったわけではない。

ブログであるが、大学4年生のころ始めた。
このころはmixiとオーバーラップしてブログサービスが勃興した時期である。当時は両方とも人気があり、双方のサービスを併用するというのがトレンドだった気がする。

何が面白かったのか、始めの数か月はマメに投稿していたが、就職を機に全く書かなくなった。実績は就職した年度に1件。次の投稿は3年後に1件、その後は年に1・2件。

勝手な印象だがmixiとブログ、Twitterとfacebookの関係に似ているかもしれない。
招待制のmixiと実名が基本なfacebook、匿名性の高いツイッターと自由に簡単にアクセスできるブログ。どれも全く違う形式のサービスであるが、私は勝手に用途を決めつけていた。

いま書いているnoteでも、勝手に新しい駄文投稿プラットフォームと割り切っている。

これまでが続かなかった理由は、なんとなく分かっている。
ホームページはノリと勢いだけだった。ブログの理由ははっきりしている。
友人にブログをやっている事を話していた。

ぶっちゃけ他人と共有したい情報や感想とは、友人と語り合いたい内容なのである。リアルに趣味の合う友人がいれば解消されてしまう問題だ。

当時、私には雑談の出来る友人がいた。趣味も合って、話もはずんだ。
わざわざネットを介してまで共有したい情報は無かった。

ただ、記事を、駄文を毎日のように投稿したいという思いはかなわなかった。
私にはそれだけの中身が無かった。

思いつた事を書けば良いだろうが、友人が見ている前提のブログに思いつきを書くのは憚られた。

周りから性格が悪い、一言多いなどと言われて生きてきた私は、何気なく思った事を書き綴ってしまったら、友人に嫌われるのではないかと怯えてしまった。

その時は失いたくない大切な友人がいた。

今は他人の顔色を気にせず、思った事を備忘録、サーバーの肥しとして残してみようと思った次第だ。

誰にも読まれないチラ裏や日記では、興奮しない。
誰かに読まれるかもしれないと、戦々恐々としながら記述しなくては張り合いがない。

もう意味を求めて投稿はしない。
思った事、思い浮かんだ事だけを書いていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?