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Inventor / ネジ式ジャッキ / 1. スケルトン
前回はこちら
参考資料
今回は、参考資料として「専門基礎ライブラリー 実例で学ぶ機械設計製図 」豊橋技術科学大学高等専門学校教育連携プロジェクト (著) にある、パンタグラフ式ねじ式ジャッキの設計を使用させて頂きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1646208447302-cVeJ1bc6tA.png)
仕様の決定、強度計算などくだりはここでは紹介しませんので、興味のある方はこの図書を参考にしてください。詳細に書かれているのでお勧めします。
スケルトン
基本仕様は図書の寸法をそのままもらい、スケルトンを作成します。今回は、パンタグラフの様に動きがあるモノなので、スケルトンのスケッチも動きを確認できるように作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1646208850275-dnJy0ev1V7.png?width=800)
パンタグラフの構造は、荷重を受ける部の幅を確保したいのとジャッキが上下しても荷受台の部分が水平を保つようになっています。実際には歯車形状を嚙み合わて回り止めにしていますが、スケッチの段階では幾何拘束で水平にしています。
アームは実際の姿勢を示している部分の他に、水平にしたスケッチを作成しています。これはスケルトンを利用してパーツモデリングをするときに水平の状態の方が作業しやすいからです。
送りネジの端部を基準に、右側面のスケッチを作成します。基準となる位置は正面スケッチからジオメトリ投影します。
![](https://assets.st-note.com/img/1646210724701-yvatepSjA4.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1646210784413-U8huIRK9W2.png?width=800)
スケッチ駆動で動作確認
ジャッキ高さというパラメータを変更すると、パンタグラフが上下します。このパラメータを連続的に変更するとパンタグラフの動きを確認できます。
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