見出し画像

Inventor / ネジ式ジャッキ / 5. LOD300 荷受台にスライダジョイント

前回はこちら

荷受台の動き

荷受台はジャッキネジの送りに合わせて上下に動きます。動きを与えるには、アセンブリ拘束を使う方法がありますが、より簡単にできるジョイントを使います。ジョイントはF、Fusion360 に用意されているジョイントと同じ機能です。

選択のみ表示

操作を分かりやすくするために必要なコンポーネントだけを表示します。

ベースと荷受台の2つのコンポーネントだけを選択し、コンテキストメニューから選択のみ表示を実行します。

荷受台の固定拘束を外します。

スケルトンスケッチを表示

ブラウザから、それぞれのコンポーネントを展開し、派生コンポーネント内のスケルトンのスケッチ(正面SK)を表示させます。

スライダジョイントをセット

スケルトンスケッチのエッジを利用して、ジョイントをセットします。ジョイントの名前を「荷受台位置」とします。

荷受台を原点に固定拘束

荷受台を原点に固定拘束の状態に戻します。後で、荷受台にアームを取り付けますが、その時にアームを取り付けやすくしたいからです。

原点に拘束するには、オカレンスの座標値をXYZすべて、ゼロにすればよいです。手作業で行うと手数がかかるので、私はiLogicで原点に固定拘束するルールを作っておいて、それを利用しています。

一連の操作を動画にしました。


役に立った!という記事にはぜひサポートお願いします。サポート頂けると大変に励みになります。