中田さんのYoutube2

前の記事の続き。最初に言っておきますが下記に書いてあることは私個人の価値観が多分に入っております。御了承ください。

前記事に書いたことを踏まえた上で中田さんのYoutubeを見てみる。僕は中田さんがチャンネルを作った初期から授業を見てきた。その上であえて言わせて欲しい。中田さんの授業の熱量は変わらない。しかし、中身の授業の質という点で見ると落ちてきている気がする。
最初のエクストリーム世界史の動画を見たときの衝撃は忘れられない。「こんなにわかりやすく世界史を解説できるのか!!」と思っていた。
ところが、最近の動画を見た後は正直「わかりやすかった!!面白かった!!」という感動が薄いような気がする。中田さんがバァーっと喋って気がついたら終わってた。そんな感覚になる。
こうなった原因とはなんなのだろうか。
それは偏に「毎日投稿」にあると思う。
中田さんは自身のYoutube内で撮影のルーティンを語っていらっしゃった。
カフェなどで題材となる本を読む(8時間から10時間)
        ↓
内容をホワイトボードにまとめる
        ↓
スタジオ内で観覧客を入れて授業兼撮影
まず以前別の動画投稿者が中田さんのYoutubeに対して言っていたことで「一つの題材を扱う時に一つの本しか読まないのはよくない。もっと多角的に扱うべき。」とあったが、全く同感である。
論文を書くときなどには自分が書く意見の反対意見も入れるべき、参考にすべきとある。つまりひとつの物事に対して授業する時は“自分で”同じ物事に対する様々な著者の本を読むべきなのだ。特に政治的な話では。
もちろん、解説のクオリティを個人がどこまで求めるかにもよる。
勉強や、その物事に対して興味を持たせるには中田さんの授業でも十分である。
そこで興味を持った人が本なり、もう少しディープな解説動画なりを見れば良い。
只、僕個人としてはもう少し深い解説を求めているというだけの話である。その上で中田さんに提案したいのは《毎日投稿をやめてみては如何でしょうか》ということだ。
中田さんの分析ではYoutubeで成功するには毎日投稿が必要との事だが、それはYoutubeを始めたばかりの人の事だと思う。中田さんのYoutubeはもう安定期に入ってると言っても良いと思う。なので今更毎日投稿をやめたところで視聴数が減るとは思えない。
無理して毎日投稿をして勉強準備時間が減るよりは週一投稿にして解説の中身のクオリティを上げて欲しい。
現に解説動画を作っている方々の中では必ずしも毎日投稿ではないどころか月に一本公開されたら良い程度なのに根強いファンを獲得している方もいる。また、その方々の動画の参考文献は無茶苦茶多い。
なので、僕としては解説動画を投稿している人に関しては毎日投稿が必須とは限らないのではないでしょうか??



尚、長々と書いてきましたが、Youtubeに解説動画を投稿したは良いものの5本動画投稿して全ての動画再生数合わせても100にも届かないチャンネル投稿者数3人しかいない人間なので、右から左に聞き流してください。

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