本能寺の変態

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最近の記事

歌舞伎と差別

市川海老蔵丈の新作歌舞伎の演出が差別表現ではないかとの指摘が相次ぎ演出が変更になった。 この件についてはTwitterなどでも賛否両論入り乱れているがその中で気になる意見があった。 歌舞伎、もう見なくていいな。あえて金払って見るものじゃ無いわ。なんで金払ってまで差別的なものを見る必要がある。 歌舞伎に道徳を求めたら野暮だわ 歌舞伎=差別容認の芸能。 こういった認識を持っている方も““一部””いる。 まぁ無視すればいいだろと思う方もいるかもしれないが、僕個人としては大

    • 禁酒関所 制作後記

      https://m.youtube.com/watch?v=swNLJAIw3Nk ↑ この記事で話す制作活動を経て完成した作品です。この記事を読む前につまらないものではありますが一度ご高覧いただければ幸いです。 始めに 僕が禁酒関所を初めて見たのは中学生の頃笑福亭鉄瓶さんの独演会でだった。 鉄瓶さんが噺す侍達が1回目、2回目、3回目とだんだん酔っていく様がとても面白かった。 これは歌舞伎で見てみたい。そう思った。 1, 歌舞伎として実際に上演するための作品にするため

      • 中田さんのYoutube2

        前の記事の続き。最初に言っておきますが下記に書いてあることは私個人の価値観が多分に入っております。御了承ください。 前記事に書いたことを踏まえた上で中田さんのYoutubeを見てみる。僕は中田さんがチャンネルを作った初期から授業を見てきた。その上であえて言わせて欲しい。中田さんの授業の熱量は変わらない。しかし、中身の授業の質という点で見ると落ちてきている気がする。 最初のエクストリーム世界史の動画を見たときの衝撃は忘れられない。「こんなにわかりやすく世界史を解説できるのか!

        • 中田さんのYoutube

          中田さんのYoutubeが炎上しているらしい。らしいというのはリアルで炎上している瞬間に立ち会ったわけではないからだ。どうやら識者から動画内の間違いが多数あると指摘されたという記事が出たらしい。 それによって「間違いを教えるのは良くない」「学ぶ楽しさをあっちゃんは教えてくれてるんだ」と賛否両論飛び交ってる。(上記の他にも学ぶきっかけを作ってくれたという意見もあった。) これらの意見に対して言いたいのが「何事も過信と鵜呑みは禁物」という事だ。 上に書いた言葉はゆっくりゴシップチ

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          労働と娯楽

          今SNSでツイートをバァァァァと見てる時に8時間労働でもしんどいもっと減らしてくれというツイートを見かけた。昨今働きかた改革働き方改革と言うけれどもここで考えて欲しいのが仕事外の時間、自分の好きな娯楽を楽しんでる時の事だ。 その娯楽も誰かの労働によって成り立っているということを自覚した方がいい。 例えば、今飲食店でバイトしてるのでわかるのだが飲食店の店長は朝から晩まで責任という重荷を背負わされながら毎日働く。10時間どころじゃない12時間13時間は当たり前だ。休めるのは日曜日

          演技とアイドル

          前記事「Youtubeとテレビ」の続き。 Youtubeに芸能人が参戦することの是非について論争が巻き起こってると話したが、これと似たような事があったことを思い出した。 それは舞台にアイドルが出演することの是非である。 以前ツイッターで回ってきたツイートでとある演出家がアイドルが舞台に出てくるのに嫌悪感があると発言していた。 その方の言説によると、演技初心者のアイドルが大劇場で主役をいきなりするのは“ズルい”。若い頃から研鑽を積んでる俳優が可哀想だと発言していた。(うろ覚えの

          演技とアイドル

          Youtubeとテレビ。

          ついさっき、Youtubeでテレビ出身の芸能人がYoutubeに進出することに対して否定的な意見を述べている動画を見た。 何だか胸がモヤモヤっとしたのでここで吐き出す。 今Youtube界でカジサックさん、中田敦彦さんが成功したことから芸能人Youtuberについての論争が過熱している。 僕が今日見た動画内では 「芸能人としての知名度でYoutubeに進出してきてもある程度再生されたり、チャンネル登録されたりしていてズルい」 などと話していたが、これのどこがいけないのか僕は皆

          Youtubeとテレビ。