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随筆|サディスティックビビデバビデブー

もはや何のこっちゃ分かりませんね

わしはこうやって、パッと思い浮かんだ言葉から連想される、語感の良い単語を並べて遊ぶ癖があります、そして、勝手ながらそれがわしの魅力の一つになっている(わけがない)

物事の意味が、意味として成り立つ為には、そこに意志する必要がある、生きている意味を探す時、その生きる事それ自体に、意味を持たせようと意志しなければ、意味の何ちゃらは、その存在そのものの存在を許さない

つまるところ、意味を探そうとした時に、やっと意味という概念が成り立つという具合です、簡単に説明すると、ベランダの目立たない場所に、何十年もの間、石ころが動かずにそこに在ったとする、それを見つけた時に、やっとその石ころは、その存在を許される、自己の認知できる世界の中に、やっと、ベランダで見向きもされずに放っておかれた石ころの存在が、認められる

僕らが生きている間、意志されずに風化してしまう物事なんて、数えられないくらい存在する、宇宙の神秘について、浪漫を感じるような壮大さで、それは無限に存在する

それが真実ならば、今、僕らが目に手にしている物事の全ては、限りある時間の中で得られた唯一の産物である、こう理屈を述べると、どうだろう、貴方と僕が出会って、貴方を認識した事も、路地裏に潜んでいる猫野郎に、いつか懐いてくれないか、淡い期待をする事も、ラーメンを食べた後に、ああ、今日もまた食べ過ぎたなあと、食べ過ぎた事に対する悔いを感じることも、その全ては、その瞬間にしか存在しない有限で刹那的で奇跡的な物事なのだ

例え、それが大した物事でないとしても、貴方がそう意志した瞬間に生まれた物事の全ては、貴方にしかない瞬間であって、誰にも侵されることのない領域に、それはいつまでも保管されるのだ

何を語っているのだろうか

サディスティックビビデバビデブー、この語感には、僕の中での気持ちよさがある、この言葉の意味について意志する事もできるが、それは考えるだけ無駄であろう、何故なら、意味などないからである、されど、意味がないという事を意志することで解決した事象であり、それによって、この流れが生まれたのである

日常の中を、さまよい歩く中で、偶然にも見つかる物事の全て、そこに意味はないのかもしれないが、自分がそこに意志した瞬間に、自己の世界にそのパーツが一つ追加される、取捨選択していく中で、そのパーツを組み合わせていった時に、果たして何が起こるのか、未完成な人間様の、死ぬまでの武者修行、みんなはしっかり生きているかい

いわゆる、駄文