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日記|タケノコサディスティック

6:55頃、起床

今日も特段、悪い夢を見ずに起きる事ができた、猫野郎がうんちをしたが、あまり量は多くない、彼女がいない朝は、当然のように、トイレ始末や、餌の準備はわしが行う

このルーティンは、肌に染み付いているので、やらないと少しぽっかり穴が空いたような気持ちになる、やっている事は、執事のような手の込んだサービスであるのだが(そんなに手は込んでいない)、猫野郎は、それを当たり前だと思っている、気付けば、餌はお皿に盛られておるし、トイレは片付けられている、ご飯の後のお昼寝(20時間くらい)付きだ

なんと贅沢なやつだ、それでいて、トイレ後に砂を撒き散らしながら暴れ回るのだから、とんだ厄介者だ、それがまた、愛すべき特徴なのだけれど

タケノコを貰った
彼女さんが、同じ職場の方に貰ったようだ、小ぶりの立派なタケノコ、皮付きで、午前中に掘ってきたらしいようだ、自然豊かな場所に住んでおられるから、昆虫や鼠が桁違いに大きいらしい、それを聞いて、僕は森山直太朗を思い出した(何故?)

貰ったタケノコは、大事に玄関前の物置に仕舞ってある、が、玄関が臭う、猫野郎のうんちが天井にでも張り付いたかのような臭いだ、天井を見上げても、それらしきものはない、夢遊病によって、一度、天井に張り付いたそれを、無意識に手でさわって、下駄箱にでも入れたのだろうか、そんな事は微塵も考えず、物置にあるタケノコを出してみた

臭い
こいつだ

冷蔵庫に入れておけば、とりあえず何とかなるか?
今朝入れたタケノコが、今、野菜室の野菜たちにどんな危害を加えているかは、誰にも分からない

仕事から帰宅したら、その臭いを彼女と一緒に消滅させることを目標に、わしは残業へ向かおうとしよう
そして、変わらずトイレを掃除してくれるだろう

そんな彼女を愛している

いわゆる、駄文