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詩|愛について

愛を出そうとする瞬間があるならば、それは、既に、愛がその場から消失した瞬間でもある、いつの日もそこに眠っているはずのものを、人は見向きもせずに、ただ己の欲に従って生きている、見つけるべきものは、途方もない出口の、見えない場所への終着点ではなくて、ただそこにある、置き去りにされそうな自己の救済である、愛はそれを可能にする、そう信じている

いわゆる、駄文