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「悔しさから」 3年 内田悠介

平素よりお世話になっております。

今回の部員ブログを担当させていただく、理工学部化学・生命系学科バイオEP3年の内田悠介です。よろしくお願いします。


今シーズンは「悔しい」という一言に尽きます。首脳学年として積極的に練習・試合でチームを引っ張ろうと思っていました。しかし、今シーズンに入ると1か月半の離脱を2回、春先から夏にかけて原因不明の吐き気に苦しみ、怪我から復帰して練習ができるようになっても自分の体調に向き合ってプレーすることが精一杯で、ピッチ内で全くチームを引っ張ることができませんでした。


間違いなく今までのサッカー人生で最悪の一年でした。一時期は本当にサッカーが面白くなく、首脳学年としてふさわしくない考えをしてしまうこともありました。ただ、その中でも試合はあり、一緒に練習している選手が試合に出ることから、動けないなりにやれることは多くあると切り替え、満足にプレーできるようになるまではコミュニケーションを多くとることに尽力してきたつもりです。


コミュニケーションをとるためにはよりサッカーを知る必要がありました。今までは下級生という立場から、大袈裟に言えばやりたいプレーをできるようになればいいと思い、そこまで戦術について考えていませんでした。このような状態でチームを引っ張る立場となり、戦術についても理解しなければ人に伝えることなどできないので、多くの試合を見るようにしました。


見れば見るほど、サッカーは面白くて難しいスポーツだと分かりました。ある局面では優れたテクニック、フィジカル、ポジショニング、パスにより人々を魅了する。その一方で、このような高い能力を持つ選手を集めても必ずしも勝てるわけではなく、個人の能力で劣っていても戦術や仲間との相性によりチーム力を高めることで、明らかに格上の相手に対しても優位に立つことができる。このように考えながら様々な試合を見ているうちに、横国サッカー部でやろうとしている戦術が少しずつ分かるようになってきました。


横国サッカー部に関しては、どのカテゴリーでもチーム力を高めることが不可欠であり、そのためには一人ひとりが戦術を理解することが必要です。そのために仲間と意見を交換することが重要であり、上のカテゴリーの選手ほどそのことができています。自分も含め多くの選手に足りない部分であり、そこを強みにすることで多少下手でも戦術理解度が高いという面で上のカテゴリーで試合に絡むことができると思います。


ここまで読んで頂きありがとうございます。今シーズン満足にプレーができなかった中で首脳学年として考えていたことを書かせていただきました。もし、怪我が多い、体調がプレーの支障をきたしているなどで辛いが誰にも相談できないとかあれば、一度自分に相談していただければ何らかの力になることができると思います。


最近はコンディションが良くなりつつあるので、ピッチ内でチームを引っ張っていきます。期待しておいてください。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。これからも横浜国立大学体育会サッカー部をよろしくお願い致します。

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