第19回 ヴィクトリアマイル Frontiersの見解!!!

はじめに

こんにちは。横浜国立大学競馬サークルfrontierです。今回はメンバーのヴィクトリアマイルの見解を紹介します。2強のどちらに軍配があがるのか、それとも伏兵が台頭するのか、ぜひご覧ください。

濱右衛門の見解

こんにちは。濱右衛門です。私のヴィクトリアマイルの見解はこうなりました。

◎ナミュール
○マスクトディーヴァ
▲スタニングローズ
△ライラック
△モリアーナ
△フィアスプライド
☆ルージュリナージュ

本命はマスクトディーヴァにすることも考えましたがナミュールにしました。マスクトディーヴァとナミュールの決定的な違いはマイル適性でしょう。ナミュールのマイルでの実力は実績を見れば明らかですが、マスクトディーヴァは阪神牝馬Sを勝ったに過ぎません。マスクトディーヴァのベストは2000~2200と考えています。
単純な能力比較でもナミュールの方が上と結論付けました。昨年強力なマイラーが多く引退したことで、今のマイル路線はかなり薄くなっているなかで、昨年の時点で強かったナミュール。一方のマスクトディーヴァは確かに前走のパフォーマンスは強かったですが、メンバーレベル的には低調で、秋華賞の最後の脚も素晴らしかったものの、あくまで現4歳牝馬相手では、という認識です。4歳世代の低調っぷりは今や誰もが認めるところだと思いますが、それはマスクトディーヴァにも当てはまるかもしれません。実際に現4歳牝馬指折りの実力馬であったハーパーが牡馬、古馬相手では全く通用していませんし、リバティアイランドでさえ海外遠征ではありつつもシャフリヤールに大きく遅れました。マスクトディーヴァの近2走自体は十分評価出来ると思うので実力上位だとは思いますが、ナミュール程は実力に信頼が置けないと考えます。
マスクトディーヴァがナミュールより上回っている点は鞍上と状態でしょうか。鞍上モレイラの最強っぷりは言うに及ばず、状態面はマスクトディーヴァは坂路自己ベストを出しており前走からの上澄みが見込めますが、ナミュールは良くも悪くもいつも通りといった印象です。

単穴はスタニングローズにしました。あまりマイルというイメージはないのですが、2頭しかいないGI馬の1頭ですし、今の状態なら2強のどちらかには先着できるかもしれません。というか先着できそうなのがこの馬しかいないかなと。

相手はライラック、モリアーナ、フィアスプライド。ライラックは期待してないときにしか来ないので、今回普通に考えると条件が合わなそうなことから来ます。モリアーナはマスクトディーヴァ以外の阪神牝馬S組では最も期待できると思います。紫苑Sのような差しきりは世代限定戦だからこそだとは思いますが、牡馬、古馬相手でも通用しているのは心強いです。フィアスプライドはGIIIで勝ち負けが限界だと思っていますが東京は悪くないですし、ルメールなので。

穴はルージュリナージュです。末脚はいいものを持っているので東京は良いですし、東京新聞杯もそこまで差はなかったので3着なら。

大荒れするとしたらやはり逃げ馬でしょうか。ミナレット、ケイアイエレガントみたいな。ローザノワールも惜しかったですよね。基本的には東京マイルは差し優勢で、逃げは苦しいと思いますが、ナミュールもマスクトディーヴァも東京新聞杯でウインカーネリアンに先着を許した事もあるので可能性は捨てきれません。逃げそうな馬はコンクシェルとフィールシンパシーくらい。ただ、ウインカーネリアンはハイペースで最後まで粘りきる逃げで先着しているのに対し、コンクシェルはやスローでの逃げ切りしかないですし、フィールシンパシーは外枠な分ハナをコンクシェルに譲ってしまう可能性があります。従ってやはり逃げは難しそうです。寧ろフィールシンパシーは鞍上がGI初騎乗なのでペース配分を間違えてめちゃくちゃハイペースになったほうが逃げ残りはあるかもしれません。

すこティッシュの見解

ヴィクトリアマイル2024 本質予想
人生


◎10ナミュール
〇6マスクトディーヴァ
☆1ライラック
☆3スタニングローズ
▲5ウンブライル

◎本命は10ナミュールにしました。
本命理由は、シンプルに能力が抜けてるからです。

後述するマスクトディーヴァと本命を入れ替えようと考えたこともありましたが、
古馬マイルG1を勝っているというのが、
やっぱりここでは十分本命に選ぶ理由になると思います。
G1馬が2頭しかいないレースですしね。

〇対抗は6マスクトディーヴァです。
これも人気通りです。
『マスクトディーヴァをどうするのか?』
これが今回の馬券戦略の中で一番のポイントだと私は思っています。

結論から言うと、
『マスクトディーヴァはナミュール以外には負けない、
ただし対ナミュール比較では劣勢』
という凡そ人気通りの見解にしました。

3歳の時からG1級の能力を感じていた馬だし、
4歳のレースも東京新聞杯は度外視ができる内容、
前走はちゃんと評価できる内容だったと思うので、
マスク自体を疑うのはやめました。
色々と怪しいところはありますけどね(笑)。

ナミュールについても『G1を2勝以上する馬か?』
と思っている節も若干あるので、
「そしたらナミュール負かせれるのはマスクしかおらんやろ」
とマスクを本命にしようとも思いましたが、
ただやっぱりマイルCSを勝っている馬を負かすハードルは、
相当に高いのではないかと思いました。

ここではあくまでマスクは「挑戦者」的な立ち位置で、
ただオッズ的にはナミュールとそれほど差は無さそうなので、
諸々を踏まえて今回は人気通りの序列と評価した訳です。

そうは言っても、マスクの1着がノーチャンスとは決して思いません。
ナミュールを負かせる可能性も全然あると思います。
なので、当日はこの2頭を中心にした馬券に、
ちょっとだけナミュール→マスクの時に美味しい馬券を買っておこうかなと考えています。

―本質短評―

☆1ライラック
かなりパフォーマンスにムラがある馬なので、この馬の事を理解しようとしてはダメです。最大出力ができれば、ここでも十分足りると思います。良い感じにオッズが付いている印象です。当日オッズが下がらないことを祈ります。
2フィアスプライド
『穴なら一考』という感じ。正直G1で来るイメージが全く持てませんが、今回のメンバーだったら、能力的には足りると思います。ルメールJも心強い。ただ思ったより人気しているという印象です。仕方がないけど。
☆3スタニングローズ
マイルで好走するイメージが全く持てないですが、牝馬限定戦ならあまりその辺りは拘らずでも良いのかなぁ…と思っています。今回のメンバーで2頭しかいないG1馬の内の1頭だし、大阪杯それほど悪くない印象です。こういう馬が穴になるような気がします。
4コンクシェル
かなり勢いがある馬ですが、『G1では流石に…』というのが正直なところ。逃げたいこの馬にとっては絶好枠も引き当てましたが、さてどうでしょうか。
▲5ウンブライル
前走阪神牝馬Sは思っていた以上の走りではありましたが、それでもマスクにはやっぱり届かない印象です。「ちゃんとしたマイラー」というイメージと、鞍上川田Jの頼もしさから印を回しましたが、過度な期待はできません。
7ハーパー
この馬にとってはマイルがベストとは到底思えないですが、穴馬なので面白い存在です。本当は印を回したかったくらいです。3歳時にオークス2着、秋華賞3着ならもう少し存在感があっても良いような気がします。妙に影が薄いし、穴馬としていい不気味さがあると思います。
8サウンドビバーチェ
去年のVMが掲示板なのでもっと人気するかなと思っていましたが…。ただ、去年は力を出し切ってあの結果だったと思うので、G1ではちょっと厳しいのかなと思ってしまいます。加えて臨戦過程も去年と比べて順調とは言えないので、ここでは中々手が出ません。
9テンハッピーローズ
近走は重賞でもそれほど崩れずに頑張ってますけどね。いずれも牝馬限定戦だし、これといて強調できる材料がないのが…。
11ルージュリナージュ
能力的に厳しいと思いつつも末脚自慢の馬なので、東京コースで改めて期待したいと思う気持ちが少しはあります。
12キタウイング
流石に買えません。
13モリアーナ
『本当にマイラーか?』と言いつつも、G2レベルでそれほど見劣りしないので、
能力的に足りる可能性もあると思います。
14フィールシンパシー
能力的にもやや足りなそうな印象だし、『本当はもっと内枠から楽に行きたかっただろうなぁ…』と思う分、買いづらさはあります。
15ドゥアイズ
この馬は一貫して持続力勝負の馬だと思っているので、東京マイルはそれほど合うイメージがないです。

ティ・ブライトの見解

どうも、ティ・ブライトです。私のヴィクトリアマイルの予想はこうなりました。

◎ナミュール
○マスクトディーヴァ
▲ウンブライル
△フィアスプライド、コンクシェル
☆テンハッピーローズ

本命はナミュール! 近走の充実度が素晴らしい。元々能力のある馬でしたが、ここにきて円熟の段階に入ってきたと思います。今回は展開が向く位置にいないと個人的には考えているのですが、自分の競馬に徹すれば勝利は近いと思います。武豊騎手のエスコートに期待です。
対抗はマスクトディーヴァ。前走は着差以上の強さがあったと思います。今回はどのようなポジションを取るのかが正直よくわかっていないのですが、そこはモレイラ騎手ですからね。不安は杞憂だと思います。末脚に期待です。
単穴はウンブライル。東京新聞杯の結果が気になるところですが、長期休養明けの影響だと割り切ることにしました。このコースではNHKマイルカップでの豪脚が記憶に新しい彼女ですが、今回は川田騎手が継続して騎乗するということで、中団やや前のポジションを取ると考えています。そこがこのレースのスイートスポットになるのかなと思っているので、流れにうまく乗って走ってくるはず。
連下はフィアスプライドとコンクシェル。フィアスプライドは府中牝馬ステークスの走りが印象的で、ここでもやれると感じたのでこの印。ルメール騎手の復活のGⅠ制覇もあり得るかなと。コンクシェルは前目につけて、ペースと馬場を味方につければかなり走ってくると思ったので印を打ちました。岩田望来騎手には思い切った騎乗をしてほしい。
注目馬はテンハッピーローズ! 完全に勘です。なんかビビッと来たんで☆を打ちました。1400mのイメージが強い彼女ですが、東京コースは得意の舞台だと思いますし、嵌まれば走ってくるような気がするんですよね。津村騎手がやってくれるのではないかと感じています。

ヴィクトリアマイルは個人的に思い出のあるレースなので当てたい。当たってほしい。

玉ねぎの見解

◎ナミュール
○マスクトディーヴァ
▲コンクシェル
△フィアスプライド
△ウンブライル
△モリアーナ
☆サウンドビバーチェ
☆テンハッピーローズ

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