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チョコあげただけ。頑張らなくても誰しも、必ず誰かを助けたり、役に立っているはずというお話し。

 jacqueline macouによるPixabayからの画像

 自分の何気ない言動が、相手には強く響いたりすることもあるというのを。”虎に翼”を見ていて、改めて思いました。なぜ、こんなテーマで書くのかというと、誰かの役に立つことで自分の存在価値をあげる、という思い込みがセルフラブには邪魔だからです。

 生きているだけでみんな誰かを助けて、役に立っているのです。

 6月14日放送分で、花岡判事夫人が登場し、寅ちゃんと再会。そこで判明したことがありました。

 寅ちゃんが花岡さんに会った時に、思わずおすそ分けしたチョコレート。これが実は、花岡家にとっては久々にとても嬉しい出来事であったこと。
 花岡さんが自分の信念をつらぬいていた一方で、家族は苦しい思いしていたことが、花岡夫人から明かされる。そのチョコレートを見た時に、「久しぶりに家族が笑顔になった」と。
 
 これって、寅ちゃんだからじゃなくて、誰にでも起こることです。というか、この世に生まれて必ず1回以上は、意図せずに誰かのために役にたっていることがあるということです。それはたくさんの人じゃなくても、ちょっとしたことでいいのです。

 これスピリチュアル、あるあるです。

 それは、知り合いだけではなくてです。本当に何げなく声をかけたこと、思わずやってしまったことなど。電車に乗り合わせた人へかけた言葉だったり、通りすがりに転びそうになった人を支えたことだったりもします。ですので、自分のかけた言葉がその人の心を癒したり、励ましたり、行動するきっかけを与えたことがあっても、まったく知らされない場合もありです。

 それがその人のこの人生での「お役目」だということです。ただ、悪役を演じることも含まれますけどね。

 つまり、誰かの役に立ちたい、助けたい、とか探しまわらなくても、たとえ手応えがなくても、この人生において絶対にあなたは「誰か」の役に立っているし、助けているということです。
 その反対もありで、誰かに助けてもらっているし、見守ってもらってもいるのです。

 これ我が師匠からのアドバイスですけど、頭で考えずについ言葉が出てしまったり、手助けしてしまったことはそれが「お役目/自分にとっても必要なこと」だったということです。※1
 もしかすると、相手はその時理解できないかもしれなくて、後悔してしまうこともあるかもしれません。でも、とっさに言葉に出てしまったり、行動してしまったことは、それはこちら側にとっては大正解なのです。

※1 この必要の意味はそれぞれ。
①自分の過去のトラウマ解消や浄化のきっかけになることで、自分自身が欲しかった言葉だったり。
②前世でのご縁で、恩返しだったり。

 

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