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2024年の米国株投資について

先日の記事で非NISA枠で米国株に投資する、具体的にはDGRWとダウの犬に投資するのですが、ダウの犬の中で一番配当利回りが高いWBAが減配を発表して、株価が一瞬暴落して、少し戻しましたね。
【材料】ウォルグリーンが決算受け大幅安に転じる 減配を嫌気も必要なこととの指摘も=米国株個別(株探 2024.1.8 10:21閲覧)

DGRWは増配とか一定の質があるB/Sとか株価の成長性みたいなものでスクリーニングして投資しているETFなので、自分がどうこうということはないです。毎月一定の株数を購入していく方針です。こうした2024年の米国株への投資方針は、昨年末の資産ポートフォリオの記事で振れましたが、自分への備忘録として、もう少し詳しくこの記事では書こうと思います。

あらためて、ダウの犬とは

ダウの犬は、年末年始時点において、ダウ工業株30種平均の構成銘柄から、配当利回りが高い10銘柄に均等に投資、配当は再投資して、1年後にあらためて同じ基準で均等投資し直すという戦略で、かなり昔からある投資方法のようです。
このようなダウの犬の考え方を応用したETFもあります。セクターで分けて配当利回りが高いセクターに均等投資するETF。
ALPS Sector Dividend Dogs ETF (SDOG)

私は年末年始のタイミングで、SBI証券のスクリーニングを使って配当利回りだけでなく、PBRも見てます。ダウの犬が株価が低い銘柄、何をもって株価が低いと考えるのかというのは諸説あるかと思いますが、配当利回りだけだと足りないと思っていて、私はPBRを見ているという感じです。今年だと以下の感じです。

SBI証券の米国株スクリーニングの抜粋(2024.1.8現在)

私が2024年に投資している銘柄

予想配当利回りの上から順だとWBAからAMGNなのですが、私はMMMとAMGNを外して、GSとMRKを入れています。
AMGNは先に記載した通りPBRが高いと感じたから外しているのですが、MMMについてはスピンオフが予定されていて、実際にスピンオフされると、株式が特定口座から一般口座に移動することになり、管理が面倒になるので外しました。特定/一般とで何が面倒になるか気になる方は、ご自分で調べていただければと思います、本当に面倒になるんですよ……。
また、上記画像の並びだとMRKじゃなくて、PGでは?となるのですが、私が見た年末のときはMRKの方が配当利回りが高かったのでMRKを入れています。

話がそれますが、MCDのPBRが負の値、自分が経験してきた中でほとんど見たことがないです。米国基準がどういうものか知らないですが、自分でパッと思いつくのは債務超過、もしくは自社株を大量に取得したということしか思いつかない。連結、合併とか分割とかしたらなることあるんですかね……。

減配があったとき

WBAの減配ですが、0.25ドルに減るということですが、仮に株価25ドル、四半期配当が0.25ドルだとした場合、年間1ドル、予想配当利回りは4%くらいになるので、それなら引き続きWBAは保有してて問題ないなというのが今回の私の対応でした。なんなら少額ですがナンピンしました。

去年はINTCが減配した

去年はINTCが減配したんですよね。インテル入ってる?と言われた時代が終わりを告げて、子会社や部門を整理して、新しい収益体制を構築していく中で投資を増やすために減配したわけですが、その際は株価は特に動きませんでした。株価は動かなかったんですが、予想配当利回りが極端に下がったので、私はそのタイミングで売却してダウの犬のスクリーニングで別の銘柄を買いました。厳格にダウの犬を運用しようとすると年末まで保有するというかたちなのですが、私は配当大好きなので配当利回りが低くなるものが見込まれるものは売却するようにしています。ただ、自分が気づいたタイミングでこういうリバランスはしているので、気づかなかったらそのまま保有してます。なのでそこまで厳格ではないです。

年内の再投資とか追加投資について

基本的に配当は再投資に回すのですが、原資がめちゃくちゃ小さいので再投資に回すほど配当がもらえないというのが現状です。その代わりに3か月に1回、追加でそれぞれの銘柄を一定額購入しています。3か月に1回、積立投資している感じですかね。
また、3か月ごとに株価を見て、そのときの株価より一定割合の減少があった銘柄については追加で購入しています。こういうときに株価が下がった理由に目を通して、減配に伴い株価が下がっているときには売って、そうじゃないとき、よほど業績が悪化していないようであれば売るということはしてません。
また、現時点のMMMのように、合併、分割等で一般口座に株式がいってしまいそうな銘柄については年内に把握できた場合には、売却して新しい銘柄を買う予定です。

米国株への投資については現状、考えてることは以上ですね。では、ごきげんよう。

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