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タッチタイプの思い出と今

18歳で会社に入って、それまで興味のなかったコンピュータの面白さに目覚めて、コンピュータをマスタするにはまず、タッチタイプだよねっと思って、タッチタイプの習得しようと思った。

ただ、PC-9801やワープロ専用機全盛の当時はキーボードは高級品で、かつ、コンピュータ用のものは、地方ではなかなか入手できなかった。

姉が買っていたタッチタイプの本に付録で付いていた、キーボード配置の折込用紙を切り取って、手触りもない、薄っぺらい紙の上でタッチタイプの練習をした思い出がある。

その後に、自分で稼いだ給料で SHARP X1F を中古で買って、やっと本当のコンピュータとキーボードを手に入れた。

タッチタイプはできるようになったが、今でもあまり上手とは言えないが、手元を見ずに画面を見ながらの入力はできる。でも、結構誤字脱字が多いのが困ったもんだ。

極たまに、キーボードを膝に置いてキートップを見ずに、画面を見ながら打っていると、「すごいね!」っと言ってくる人もいる。結構、無表情を装っているが、内心はすごく嬉しい。ガッツポーズだ。

ただ、かなり緊張しいな自分は人が近くにいて、じっと見られていると緊張してミスタッチが極端に多くなる。特に長めのパスワードは打ち間違い多発で、恥ずかしくなること多々。

コンピュータが得意な人はみんなタッチタイプできるものとの、ちょっと前まで、固定概念があった。

でも、周りを見回してみると、プログラミングが得意な同僚でも、キーボードを見ながら、6本指打法とか、ゲーム感覚で、一本指打法的なひとも多い。ただ、それでも結構早く正確に入力できていることにびっくりだ。タッチタイプマスタすれば、もっと早く入力できるのにと思うが、結構ハードル高いみたいだ。

最近は、キーボードを打っている人の手に目が行くことが多く、小指を使ってタイピングしてるかどうかを、タッチタイプできてるかどうかの指標にしている。なんか、小指を使ってタイプしてる人ってすごく少ない。みんな小指使わないっだって思う。

キーボードを打っている人の手元をジロジロ見るのは、失礼なので、いつもチラチラ見ている・・・。なんか、それが、ちょっとドキドキなのが面白い。やっぱり、自分って本当に変なやつだと思ったりする。

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