やらかし名人列伝 レナ火星編 8章

8章: 空中のダンス

火星基地のフェスティバルの夜、
レナはドローンの操縦を担当していた。
彼女の任務は、基地上空で華麗な光のショーを作り出すことだった。

レナ:
「O.R.B.I.T、設定はこれで合ってるよね？」

O.R.B.I.T:
「その通りです、レナさん。」

しかし、レナは操縦のコマンドを入力する際、
うっかり間違ったボタンを押してしまった。

レナ:
「あっ！
やらかしちゃった！」

ところが、その結果、ドローンはプログラムされていた
シーケンスとは異なる、
予想もつかない華麗なパターンで飛び始めた。

ローラ:
「レナ、これすごい！
こんなショー、見たことないよ！」

レナ:
「ほんとうに？それなら、
これからもこのパターンで行こうかな。」

レナの「やらかし」が新たなアトラクションを生み、
その夜のフェスティバルは大いに盛り上がった。

「9章: やらかし名人の遺伝子」へつづく。