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サディオ・マネ 🇸🇳 ロングインタビュー🗯

『 直近12試合で11ゴール。サディオマネは今では世界のフットボールでも最も名の知れた選手の1人だ。リバプールの10番はどのような1日を過ごしているのか? 』

26歳のマネは昨シーズン、全ての公式戦で20ゴールを既に達成している。そして今シーズンのプレミアリーグでは彼自身最高のリーグ戦17ゴールを記録している。

実に、マネはその際立った活躍が評価され、クラブの月間最優秀選手に3ヶ月ぶり2回目の受賞となった訳だ。

我々はもっとこのセネガル代表のピッチ外での生活や彼自身がどのようにエリートレベルのフットボールのための準備を行っているのかを解き明かす事に決めた。

以下 マネ本人の言葉。

「大体の日は早く起きるんだ。私はいつも起きてからすぐにシャワーを浴びて、それから祈る。シャワー、そして祈る。毎日同じ事の繰り返しだよ。

それが終わったら次に何をするかは練習の時間によるね。もし、練習時間が午前9時半からだとしよう。私は少し早く行って、いくつかの治療を受けるんだ。私はいつも練習時間より早く着くようにしている。時々、1時間前に行くことがあって、メディカルスタッフから治療を受けてから、ジムに行ってその日のセッションのために準備するんだ。

何人かの選手も治療しに行ったりする選手も居れば、しない選手もいる。それは本当に選手それぞれの判断だ。個人的には私はいつもフィットしていると感じたいからいつも行っている。例え、少しの事でも、私はメディカルスタッフに伝えるようにしているよ。

以前、私は苦しんでいたよ。私が覚えているのは、20~22歳の頃だ。私は何か違和感を感じても、自分自身に君は元気だ、と言い聞かせていた。するとそれから、時々痛みが酷くなる事もあったよ。今はもう私は若くない。
私はトップレベルだ。もし、あなたが最高のレベルになりたいのなら、いつも100パーセントの状態である必要がある。自分の体、食べ物などは自分で気を付ける必要がある。それはとても大事なんだ。私は決して何でも楽にやろうとはせずに、全てに気を配ってやろうとしているんだ。

・リバプールの選手としての活動、その裏ではどう過ごしているか。

このレベルでは1パーセントでも差が出来る。だから、私はフットボーラーは常に良い状態である事がとても大切だと思う。特に、あなたが準備するためのいくつかのオプションを知っていれば、あなたはそれを使うべきだ。私は毎日そうしようとしているよ。もし少しでも、ふくらはぎ、背中、ハムストリング、鼠径部などに疲労を感じたら、メルウッドのメディカルスタッフに見せに行って、治療を受けるよ。

もし練習開始時間が早い時は、私はメルウッドで朝食をとるけど、大体は練習場に来る前に家で済ましてくる。日によって、食べる物は違うんだ。何日かは、ナッツにヨーグルトとフルーツ、時々朝食に卵を食べたり、時には、ポリッジ(オートミールなどを牛乳や水で煮ておかゆにしたもの)を食べる。私は基本的に特に好きな食べ物とかはないんだ。1つだけルールがあっていつも健康的な物を食べるようにしている。それはとても大事なんだ。
どんな時も私は健康的な物しか今まで食べてきていないんだよ。

実は、私はとても料理が下手なんだ。だから自分自身で作れるのはポリッジだけ。そういう訳でシェフを雇っている。彼は私が健康的な食にしか興味がないことを知っていて、3年間私の元でやってくれている。

彼の名前はDamienでポーランド出身。でも、彼は彼の家族と何年もイギリスに住んでいる。私がこのクラブに来た時からMona Nemmer(リバプールのトップチームの栄養士)と彼で用意してくれている。彼はとても良い人なんだ。私は決してシェフを変えるつもりはないよ!

私は私の体が何と言っているか聞くことを学んだよ。昔は食べたいと思う物を何でも食べてきた。なぜなら、私は若かったし、食についての知識等が全くなかった。今は健康的な食生活を送り、100%の状態を作っておく事を若い選手がより早く始める事がとても大事だと信じている。また、早く寝ることもだ。

しばし若い時はそのような知識や経験を持っていないかもしれない。でも、若いうちに、正しい道を行く事が大事だ。私達サッカー選手には沢山の利用出来る選択肢がある。だから、それを上手く使えば可能な限りハイレベルに到達出来ると思う。そして、練習でも1秒足りとも手を抜かずにやる事が重要だ。

・プレミアリーグのタイトルレースの中で、完璧を目指して努力するサディオ・マネ。

メルウッドに来て、仲間と出会えた事はとても嬉しい。私はメルウッドに来られて、常に幸せだよ。なぜなら、私の夢が叶ったんだ。ヨーロッパの素晴らしいビッグクラブの1つでプレーし、素晴らしい監督もいる。ここは、全てが素晴らしいんだ。私は十分に神様にお礼を出来ていない。私はとても幸せだよと。私はここで全てを楽しんでいるよ。

私達は、とても良い友好関係を築けてる。私が過ごしてきた3年間で当時からいる選手も居れば、新しく入ってきた選手もいる。でも、私がここに来た初年度以来、私達は一緒に同じようにやってきた。このような何かがリバプールを特別にさせていると思うんだ。

誰が1番うるさいか?いつもロボだよ。彼はいつも話している。あなた方は彼は静かだと思っているかもしれないが、彼はいつも話していて、ジョークも言うし、大きい声で話したりするんだ。

時々、練習がとてもハードな時もある。でも練習の時ハードだと、最終的には試合をより楽にやる事が出来ると思っているよ。だから私達がハイテンポでプレーしようものなら、どんなチームにとっても、私達と対戦するのは難しい。それは、トレーニングのおかげだ。だから実際、私達は練習が激しいのを楽しんでいるよ。

1回の練習が終わると、私は、たいていの場合、家に帰ってのんびりしているよ。
たまにだけど、レストランに行くこともある。家では、時々、友達たちとゲームをして遊ぶ。ビデオゲームはしない。主にボードゲームだね。

また、私達は一緒にシリーズ物や映画を鑑賞したりする。今はshooter(ドラマの作品名)を見ているよ。とても好きなんだ。実は、他の全ての物を見終わってしまった。でも、新しいシリーズのゲーム・オブ・スローンズ(ドラマの作品名)を楽しみにしている。また、私達はライブのサッカーも見るよ。

私の家に来てくれる友達たちは知り合ってからはしばらく経っている。彼らはサウサンプトやパリで知り合ったり、リバプールに来てから知り合った人達もいるんだ。

ナビも時々私の家に来てくれる。

実を言うと、マルベラでのトレーニングキャンプの時、ナビがいびきをかいていて、私は寝れなかったんだよ笑。その事を彼に話したりね。私はジョークを言って、彼を笑わせているんだ。

毎日、いつも午後7時半に夜ご飯を食べる。またになるけど、可能な限り健康的な食を摂るようにしている。

その後、時々だけど、ソーシャルメディアを見るんだ。でも、いつもじゃないよ。この世代は大半の人がスマホを持っていて、ソーシャルメディアをやっている。でも、私はそんなに沢山投稿するのが好きではない。けれども、Instagramは恐らくもう少し投稿するだろう。時々、Instagramを見にいくけど、毎時間見るみたいなのは、好きじゃないよ。

毎日、やっている事があるんだ。母や叔父、私の姉妹達と話す事だ。彼らは実家に住んでいる。いつも、彼らと電話しているんだ。当初は、とてもホームシックだった。家が恋しかったよ。でも今はヨーロッパを知って、私は働いていて、ここに慣れた。もし、実家に帰る時は、とても楽しみなんだよ。なぜなら、私は母国が大好きなんだ。でも、今はここで働いていて、ホームシックで家が恋しくなったりすることはないよ。

私達サッカー選手は多くの時間をホテルで過ごすが、私はそれは気にしていない。今では慣れたよ。ホテル生活はあなたをより集中させてくれるかもしれない。だから、慣れることは大事だと思うよ。

私達が遠征に行っている時、私はホテルで食事をとり、それから自分の部屋に行く。自分のiPadで映画を見るか、テレビのシリーズ物を見たりする。その後、寝る。私はとても良く眠れる。自宅かホテルかなんて関係なくいつでも寝れるよ。最近は夜12時位に寝る事が好きだよ。でも、大体は明日に備えるために、11時に寝ている。

試合の日は、起きてから、リラックス出来ているか、試合に集中出来ているかを確かめる。私は試合をいつも楽しみにしているんだ。

最初の頃はは試合の日になると緊張していたけど、今は試合に集中して自分がどのくらい素晴らしい試合に出来るかを考えている。緊張を感じる事はないよ。

私は試合前に行う習慣とかは特にないんだ。
私はリラックスして試合に勝つ事だけを考えて、スタジアムに行く。スタジアムに行くまでのバスの中ではそんな大した事はしてないよ。携帯をさわるか、音楽を聞くぐらいかな。

私は試合の前、常にとても集中することが出来ている。もし、私が集中したいと思っていたら、他の関係ないものは全ては排除して、それに集中するだけだ。

試合日のドレッシングルームはいつも、普段とは空気が違う。メルウッドでは、ジョークを言うが、試合日はしない。なぜなら、選手達は試合に集中して、心を落ち着かせて、試合に向けて、準備をするからだ。私はストレッチなどの軽い、前準備をしてから、時間になったらウォームアップに行く。

一度、試合がきたら、トンネルから歩いてピッチに出ていく時の感触は試合の中でも最高に興奮する1つの場面でもある。試合が待ちきれなくなるよ。

得点したら?どのように感じるかは状況次第だ。勝ち越し点を決めるか、もしくは同点ゴールを決めるか、2ー0で勝っていた時に決めるか、3ー0で負けている状況に決めたりだったりね。だから、どう感じるかは異なってくるんだ。勝ち越しゴールはいつも、より興奮し、より気分が良い。でも、ゴールを決めることはいつも特別だね。そして、自分のゴールがチームの勝利に繋がったら、なおさらだよ。

試合後は十分な時間があったら、氷風呂に入って、マッサージを受ける。それから、自宅に帰って寝るまで、食事をとり、映画などを観る。

最初の方にも言ったけど、私は早く寝るのが好きで、良く眠れるんだ。でも、ナイトゲームの後にそれは出来ないんだ。時々、私は最大で3、4時間しか寝れないこともある。アドレナリンが出るからだ。それには、慣れたから大丈夫だけどね。寝れるまで、映画やシリーズ物などを見ている。

普段の日はこんな風だ。これは私の夢であり、私は常に何かを求めている。そして私は、自分がこのようにできていることに感謝をしているよ。」

以上。Liverpool.comより。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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