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自分の人生は、誰が決めるのか?

これは難しい命題です。
自分の人生が楽しいかとか、幸せかとか、いったい誰が決めるのでしょう?

詩人であり、書道家の「あいだみつお」さんは、

「しあわせは いつも じぶんのこころが きめる」

とおっしゃっていましたが、メンタル的には賛成しますが、ビジネスの世界では、そうは簡単ではない気がします。


会社人生では、自分のことはなかなか自分で決められません。
例えば、自分の上司、給料、出世、転勤、配置転換など・・・
自分で決められますか?

では、誰が決めるかというと、ほとんどは他人によるところが
大きいんですね。

一説によると、会社人生が楽しいかどうかは、
「上司によるところが70%だ」と言われています。
あなたは同意しますか?
自分の人生を振り返ったら、「強く同意します」です。
嫌な上司がいたら、やはり会社へ行きたくないですよね。

自分の人生を決める要因が、上司であったり、周囲の影響力のある人
だったり、お客さんからの評価だったりして、自分ではなかなか
コントロールできないものです。

ひとつの考え方として、

「出来る人」という評価をもらい、上に立ち、自分の裁量で
自由に振るまえることが可能にならない限りは、人生は幸せになれません。

では、出来る人とは何か?

上司であった新将命氏によりますと、

出来る人 = スキル X コミュニケーション能力

と結論付けられています。

さらに、付け加えるとしたら「人徳」でしょうね。(私見です)
人徳は、アメリカビジネスの影響で、
「ビジネスには不要で、成果主義がベスト」とずいぶん言われて
きましたが、近年「人徳」は見直されています。

従って、いい人生を送るには、人徳と他人を上回るほどの能力を持ち、
他人と素晴らしいコミュニケーションを取ることによって、他人から
大きな評価を勝ち取ることのできる、「出来る人」にならなければなりません。

自分では決められない人生を、いかに切り開くか、どれだけ切り開く
努力して、自分は幸せだと思える人生にするか。
これが全ての人間に与えられた命題です。

難しい話しではありますが、「出来る人の方程式」を噛みしめながら、
人生を送るしかありません。


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