CL ラウンド16 1stレグ ドルトムント×PSG マッチレポート

2/18 29:00 キックオフ@シグナル・イドゥナ・パーク

せっかくのCLなんで、自チーム以外も見ようの会。第1回目の開催です。
ハーランドvsムバッペの怪物対決を見たくて。というなかなかのミーハーっぷりです。

スタメン

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ドルトムントのフォーメーションは3-4-3。
今シーズンは3バックにしてからある程度成績が安定してきてるらしいです。

ロイスや今シーズンからの加入であるブラントは怪我でベンチ外。攻撃に違いを生み出せる2人が居ないってのはきついんじゃないかな。

今のキャプテンってピシュチェクなんですね...

パリ・サンジェルマンのフォーメーションも3-4-3。どちらかというと3-4-2-1のイメージ。
まさかのミラーゲームを選んできました。

前線3枚はネイマール、ムバッペ、ディマリア。
ネイマール坊主にしたんですね。クルザワと見分けつかない。

マルキーニョスが復帰したのは大きいですね。

戦評 

この試合は互いの思惑が交錯するような試合の入り。ドルトムントは手堅く勝ちたい!というプラン。パリはアウェーなので最低、勝ち点1でもよし!といった感じか。

-互いに微妙に異なる非保持(守備時)の形-

互いに決定機を作らせ続けない硬い展開。特に顕著だったのはドルトムントのネイマール対策。ポジション的に正対するピシュチェクがほぼマンツーマンでしっかりとマーク。シャドーの位置から落ちて受けようとするネイマールを自由にさせてませんでした。

ドルトムントは保持時は3-4-3、非保持では5-4-1の可変。非保持のWG(サンチョとアザール)は少し前目の対応でした。

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対してパリの非保持も基本は5-4-1。ただ、ドルトムントと比べるとネイマールとディ・マリアがサボリ気味かと。

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前半のドルトムントはアザールとサンチョがこまめにポジションを入れ替えてました。これはいつもなのかな?トリガーもちょっとわかんなかったです。後半はサンチョが右、アザールが左で固定されてました。

得点シーン

ドルトムント1点目

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ドルトムントが左サイドでプレスを剥がし、ヴィツェルが真ん中で浮いたジャンニパス。ジャンがハーランドに受けるようハンドサイン。そこから右に展開し、前向きでボールを受けたハキミがグラウンダークロス。中で合わせたゲレイロのシュートのこぼれ球をハーランドが詰め、先制とします。
ハーランドの出足の速さが異常。こぼれ球に誰よりも素早く飛びつく姿はストライカーのそれでした。

パリはディ・マリアあたりがちゃんとプレスバックしてれば...
クルザワもなんであんなに絞ってたんですかね。サンチョ警戒?

パリは75分に同点弾を決めます。ドルトムントの2列目付近まで受けに落ちてきたムバッペ。そこから超スピードでレイナ、ザカドゥをぶっちぎり、中でフリーとなっていたネイマールへ。ネイマールはもう合わせるだけでした。
レイナやザカドゥの対応が少し軽かったとはいえ、一瞬であのスピード出されたら付いていけません。笑
そこらへんも含めてムバッペの嗅覚はとてつもないです。

ドルトムントの2点目はもうただのゴラッソ。パリは同点弾を決められた直後だからか、少し浮足立ってた印象があります。あまりにも簡単にフンメルスの縦パスをレイナに出させてしまいました。
とはいえ、ハーランドが完璧。ボールの置所、シュートまでの判断、シュートスピード、シュートコース。どれをとっても完璧でした。

総評

両チームとも相手をリスペクトし合った結果の試合内容。個人的にはドルトムントはホームのため、もう少し前半から前掛かりでも良かった気がします。もしかしたらネイマールあたりの強度が落ちるの待ってたんですかね。
アウェーにはロイスとブラントは間に合うのかな?そしたらまた違う試合内容になってくる気がします。

パリはある程度許容範囲内での被害だったと思います。イカルディを出さなかったのはある程度のリスクヘッジかと。ホームでは前線をどのようなメンツにするか楽しみです。ネイマール、ムバッペ、ディ・マリア、イカルディのファイヤーフォーメーション見たいです。笑
ただ、次節ヴェラッティが出場できないのはかなりの痛手かと。他の選手も余計なイエローで累積溜まってたし。エレーラかな。マルキーニョスアンカー起用とかでもありですね。

まだ、180分のうちの90分が終わった段階。残りの90分の振る舞い、そこまでの国内リーグの振る舞いに注目したです。

試合結果

ドルトムント 2-1 PSG

【得点者】
ドルトムント: 69' 77' ハーランド
PSG: 75' ネイマール

主審:アントニオ・マテウ

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