ミシュランへの道 やきとりや人生5
ホテル経営者の小〇家の会長のお爺さんには、2人の娘がいた。かつて食堂だった場所で夕食を交代で作りにくるのだ。娘と言ってもすでに50を越えた人だったが。ホテルは、Oさんと社員の稲〇さんにまかせっきりという感じで、仕事に関してうるさく口出しをしてこなかった。
一見スーパーの袋を持って歩いている、ただのおばさんだが、新宿にあるマンション持ちという裕福な人たちだった。
私?というと、職場や仕事や人間関係がイヤになると契約が残っていてもすぐに辞めるような奴だった。それも消えていなく