楽しいことをやりたくて

こんにちは、ネコゼ商店のなかうえです。

ネコゼって屋号にしたから2月22日に最初の投稿したかった、というだけの間に合わせ記事を公開して早5日。特に何も発信せずに時間が経ってしまいました。
そういうとこやぞ、と自分に言ってやりたいです。

さて、とりあえず最初はなぜお店をやろうと思ったかを書きたいと思います。

好きなものをおすすめしたい

昔から「お店屋さんごっこ」が好きでした。
祖父母の家で同い年の従姉妹とそれぞれ店を作り、家にあった絵本やおもちゃなどを売りあっていました。ビーズの腕輪が5万円、絵本1冊10万円と法外な値段で、紙に手書きで「じゅうまんえん」と書いたお金で売買していました。
従姉妹とは様々な遊びをしましたが、これが一番楽しかったのを覚えています。

そこから「将来の夢はお店やさん!」…とはなりませんでした。遊びは遊びです。でも、学生時代に小売店でアルバイトをして、自分が使ってていいなぁと思っていたものがレジを通り過ぎていくのを見て、なんか異様に嬉しくなったのです。「そうそう、お姉さん!それマジで使いやすいんですよ!」「あぁ少年よ、そのお菓子は本当に美味しいぞ…ハマってしまうがいい…」などと、お客様に対して心の中で語りかけていました。
ん?ものを売るって楽しいな?
また、大学でアートマネジメントを勉強していたのですが、「私は何も持っていないけど、持っている人の手伝いをしたい。私が好きな人の作り出すものを広めたい。」という思いも育っていきました。
それはつまりなんだ、お店とか?
自分が好きなことやものを売るとか、誰かが何かをできる場を提供するってことをしたいな。よし、お店をしよう。そんなふんわりとした決意をしました。
が。当時はリーマンショックの余波が残っていて、大学辞める辞めないの話もあったり諸々の家庭事情を考えたら就職がベターやな、と。卒業と同時に起業なんて私にはとてもとても。奨学金も返さなきゃだしね。とりあえず就職しよう。スッと諦めました。
そんな感じで働き、転職、転職、結婚、病休、退職、そして引きこもり。それで、あのふんわりした決意を改めて動かすには今なのかなと。

この期に及んでゆるい決断

2022年は勤めていた会社を逃げるように辞め、夫に助けられながら逃げるように引越し、とにかく引きこもり。コンビニやスーパーも一人で行けないぐらい、割と最低な、人生の中でできればノーカウントにしてほしい1年を過ごしたわけですが、様々な環境に助けられて、1人で外に出れるまで回復しました。今これも割と混雑した図書館で書いています。進歩進歩。

今までにないくらい体が軽い。なんかはじめるにはいいタイミングな気がする。
でもまた体を壊しても意味ないし。あ、あと後厄だし。

なので、実店舗を動かす度胸がまだないので、ひとまずWEB上でお店をやろうと決めました。
この期に及んでのゆるい決断です。
子どもの頃の法外な取引はしませんが、それぐらい自由な発想で、楽しいことを。好きなものが売れて初めて感じた異様な嬉しさを大切にして、とりあえず一旦動かしてみよう。楽しいことを考えて、楽しいことをしてみよう。
そして、これでいいと思ったらこのまま続ければいいし、もっと楽しいことをしたい、と思ったら移動販売とか、実店舗をやってみるとか、考えていけばいいじゃない。目標はあれど、自分と話し合いながらやればいいんじゃないかな。
これが私がWEB上でお店をしようと思った理由です。

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