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【76日目】Google AI Studioの使い方や料金・API keyの取得方法を紹介

こんにちは、AIディレクターのながいっつです!

ここ最近話題の「Gemini」ですが、ついにWeb開発者向けの無料ツール「Google AI Studio」が公開され、GeminiのAPI keyを取得したり、Gemini proを試したりすることができるようになりました!

今回は「Google AI Studio」の使い方やAPI keyの取得方法について解説します。

なお、Gemini proを使うには「Google AI Studio」で試す方法と「Google Colab」で試す方法があります。

Google Colabを使う方法は、npakaさんのnoteで紹介されていたので参考にしてみてください。


Google AI Studioの使用方法

「Google AI Studio」では、APIキーを取得したり、Gemini proを使用したりすることが可能です。

「Google AI Studio」は下記のリンクからアクセスできます。

https://makersuite.google.com/app/prompts/new_freeform

画面下部の3つの項目に☑を入れて、「Continue」をクリックすれば完了です。

【日本語訳】
Google AIスタジオおよび生成言語APIの使用は、Google API利用規約および生成AI API追加利用規約の対象となります。

知っておくべきこと

APIを本番環境で使用することはできますが、Googleはレート制限を適用することがあります。

APIに機密性が高い、秘密の、または個人的な情報を提出しないでください。品質、安全性の向上、および製品の改善を助けるために、人間のレビューアーがAPIの入力と出力を読み、注釈を付け、処理することがあります。

このプロセスの一環として、Googleはプライバシーを保護するための措置を講じており、レビューアーがそれを見たり注釈を付けたりする前に、このデータをGoogleアカウントまたはAPIキーから切り離します。

生成AIモデルは実験的な技術であり、時にはGoogleの見解を代表しない不正確または不適切な情報を提供することがあります。

医療、法律、財務、またはその他の専門的なアドバイスとしての回答に依存しないでください。

☑生成AI API追加利用規約およびGoogle API利用規約に同意し、Googleプライバシーポリシーを読んだことを認めます。
☑Google AIに関するモデルのアップデート、オファー、役立つヒント、ニュースに関するメールを受け取りたいです。
☑Google AIの改善に役立つ研究への参加への招待を受け取りたいです。

Google AI Studioにログインしたら、すぐにGemini Proを使うことができます。

「Untitled prompt」と書かれたボックスにテキストを入力して、Windowsの場合は「Ctrl + Enter」、Macは「Command + Enter」を押すと回答が生成されます。

回答のスピードはChatGPTよりも早く、日本語の文章もかなり読みやすいと感じました。

Google AI Studioでは、認識した画像をもとに回答を生成する「Gemini Pro Vision」も試すことができます。

ピザの画像をアップロードして、作り方を聞いてみると……。

しっかりとピザを認識して、必要な材料や作り方を教えてくれます。

Gemini Proの機能

Gemini Proの出力結果を調整するための機能を紹介します。

Temperature

「Temperature」は生成されたテキストのランダム性または創造性を調整する項目です。

数字が高いほど独創性の高い回答をします。一方、数字が低いほどプロンプトに忠実な一般的な回答になります。

Add stop sequence

「Add stop sequence」にテキストを記入すると、そのテキストが表示された時点で出力が終了します。

応答の長さやトピックを制御するために使用するみたいです。

Safety settings

「Safety settings」は有害または不適切な単語を出力しないようにできる機能です。

有害でなくても、複数の解釈できるような場合に、求めている回答ではない単語をいれておくという使い方もできます。

Advanced settings

「Output length」では出力されるテキストの文字数を調整できます。

「Top K」は回答候補の数を調節できるみたいです。実際に使ってみたのですが、違いがよくわかりませんでした笑

API keyの取得方法

サイドメニューの一番上にある「Get API key」をクリックします。

「Create API key in new project」を選択します。

【日本語訳】
Google AI Studioは、新しいAPIキーごとに新しいGoogle Cloudプロジェクトを作成します。また、既存の Google Cloud プロジェクトで API キーを作成することもできます。すべてのプロジェクトはGoogle Cloud Platform Terms of Service open_in_newの対象となります。

注意: Gemini APIは現在パブリックプレビュー版です。本番アプリケーションはまだサポートされていません。

数十秒でAPI keyが発行されます。

Gemini APIの料金

現時点では、Googleアカウントでログインすると「1分あたり60リクエスト」までは無料(無料期間は2024年初頭までとのこと)です。

無料期間終了後は「テキスト1000文字入力で$0.00025」「1画像入力ごとに$0.0025」「1000文字出力ごとに$0.0005」で利用できます。

GPTの場合、「入力が1000文字あたり$0.01」「出力が1000文字あたり$0.03」なので、かなりの安さですね(けっしてGPTが高いわけではないです)。


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