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「なんで牛乳こぼしたの!?」はもう言わない ~半径1メートルからやり直すリフレクション~

「リフレクション」という言葉は、研修等でもよく聞かれることも多いと思います。日常から少し離れてできごとを振り返り内省し、そこから教訓を得て次に活かすことをいいます。

人財育成の分野では、ここ10年急速にその身近さと効果性に着目され、この概念が広がりましたが、もともと100年近く前から提唱されている考え方であり、「振り返り」と日本語で言えば、いたって馴染みのある考え方だと思います。

また、子どもたちの教育においてもリフレクションをするときに必ず必要な「メタ認知」(自分を客観的に認知する力)が学習にとても効果的に働くという研究が出ていたりもします。

ところが、こうしてごく身近でかつ重要な考え方であるにも関わらず、その「振り返り方」に課題があり、効果を発揮しない例を現場で数多く見てきました。そこで要因を分析した結果、家庭でも、職場でも、共通してよく陥りがちな4つのパターンがあることが見えてきました。

皆さんのリフレクションは罠にはまっていませんか?
これを機に点検して、リフレクションの質を高めていただけたら嬉しいです。

ビジュアルコンテンツ最終_ムラヤマユキコ

追伸:
これらの「罠」の解決策を探し求めていた時に、教えていただいたのが上記でもご紹介している「メタファシリテーション」といわれる手法です。もともとは、途上国支援の現場で編み出され、一般的な知名度はまだ低いものの(その分野では大変有名)、職場はもちろん、家庭でもとても役に立つ考え方だなと感じます。「なぜ?」とすぐ言ってしまう方には、特にお勧めです。簡単にトライでき、コミュニケーションの質が変わる効果がわかりやすく実感できますよ。
https://muranomirai.org/meta-facilitation/

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