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判断的な仕事の進め方・知覚的な仕事の進め方

MBTIというタイプ論を当社でも導入しています。人間、自分が当たり前だと思っている仕事の進め方こそが「正しい仕事の進め方」だと思いがちです。

MBTIにおいて、判断的か知覚的かというところが、特に仕事の場面だと「違い」となって出てきます。

そこで、テキストなどから、抜粋を含めて私なりにまとめてみました。

みなさんは、どっちの進め方がしっくりきますか?

■判断的
・目標を決めることに関心がある
・結論を求める会話をする
・スケジュールや時間配分、無理のない締め切り納期について合意したい
・突発的なことは好まず、余裕をもって事前に提示されることを求める
・物事を最後までやり遂げることを相手にも期待し、それを当てにして行動する
・自分の意見や判断を確定したものとして話す
・結果や成果についての報告を求める
・目的や方向性に関心を持つ
・会議では議題はガイドラインであり、議題に沿った遂行に注意を向ける
・判断を保留するように求められることに抵抗がありストレス
・プランを変更することがストレス
・結論が見えないことがストレス
・安定性を損なう現象を脅威と感じる

■知覚的
・選択肢を探すことに関心がある
・選択肢を広げる会話をする
・時間配分の検討はするが、ぎちぎちの計画や、変更余地のないスケジュールには抵抗がある
・突発的な対応は苦にならない、最後の最後の変更も柔軟に受け入れられる
・その場その場の状況における臨機応変な対応を相手にも期待し、それを当てにして行動する
・自分の意見は暫定的で変更可能なアイデアとして述べる
・他にどのような選択肢や可能性があるかの報告を求める
・自主的な動きや柔軟性に関心を持つ
・会議では議題は発想の出発点であり、拡散プロセスに注意を向ける
・瞬時の判断を求められることに抵抗がありストレス
・プランを変更できないことがストレス
・結論が確定してしまうことがストレス
・可能性が損なわれる現象を脅威と感じる

そして、お互いが出会うと、相手の「計画性のなさ」「柔軟性のなさ」が、相互のイライラポイントになりやすかったりするようです。

仕事とは「計画的」に進めるものだと思っている人と、仕事とは成果のために「柔軟」に進めるものだと思っている人では、仕事のやり方も話のポイントもずれてきますよね。

みなさんはどちらでしょうか?

参考資料


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