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楽しく安全にそとあそび!!

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そと遊びでの安全を中心に、こどもの安全とか、気付いた事いろいろ
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#楽しく安全に海遊び

恐怖(怖さ)は、克服しなくてはいけないのか?

最近だいぶなりを潜めてきましたけど、まだたまにお見掛けすることもある 「恐怖を克服してこそ、その次がある」 というスポ根系ドラマや小説で聞きそうなセリフですが、はたしてこれはほんとでしょうか? 恐怖という感情は、本来、自身を守るための本能的な感情であると考えられます。経験、学習によってこれをある程度克服することはできるかもしれませんが、結果、大きな危険を身近なものにしてしまうという一面も存在します。 もちろん新しい事やたまにしかしない事については不安感、恐怖感などが出て当

学校管理下の状況と自己責任について

学校(学校関連、PTA関連)で何か催しを行う際に、いつも僕が気にしてたのは 「誰の決定と責任においての行動なのか?」ということです。 那須の雪崩の事案について、ここから考えてみます。 学校の催し(行事)と言ってもいろいろありますよね。その中で万一事故、あるいは何らかの損害を被ってしまった場合その責任というのはどのようになるのでしょう? 「自己責任は自己決定権が保証された状態ではじめて機能する」 と、僕は考えていて、 「どのような形でも、強制された決定の元では自己責任は機

海遊び、浮くからこその怖さもあるよ。

皆さん海遊びの時の安全って考えてますか? ういてまて、とか、ライジャケ着用の推進、とかで、浮くことの大切さを耳にする機会も増え、水辺の安全についての意識の高まりを少しずつでも感じる今日この頃。水辺の活動において、ホント浮くことってとっても大事。 でもね・・・。 実際海でよく見る危うさってほかにもあるんですよ。 で。いきなり結論。 「浮輪やフロートなんかの浮き具は、風にとても弱いので気を付けて使ってね!」ツアーオペレータとしては少々畑違いの投稿なのは承知ですが、あえて書

ウェアラブルカメラをもっと上手に!ドラレコにも負けてないぞ!

わたくし、安全な海遊びのための記録として、ウェアラブルカメラ(マスクマウントカメラ)をドライブレコーダー的に常用しているわけですが・・・。 昨日、「なるほど実感報道ドドド」という番組(九州沖縄ローカル)で、ドライブレコーダーの特集がありまして、マスクマウントカメラ信者(笑)としては、そりゃ確認しなきゃいかんなと録画してもらったわけです。 ドライブレコーダーのあれこれ。個人的には見ごたえのある内容でした。 ドライブレコーダーは最高の目撃者。  記録。証拠として警察も重視。

親子の安全は、大きさを比率でイメージしてみよう!

「お父さんの大きな背中」はほとんどの場合、一般成人男性以上であるわけもなく、物理的にドーンと大きいわけではありません。 でも子供のころは、物理的にも、とてつもなく大きく見えたものです。 さて。子供にとっていろいろなものの長さや高さや深さっていうものは大人の感覚とは大きく異なるものなのはなんとなくご理解いただけるものと思いますが、いざ、そとで遊んでいると、大人から「このくらいなんでもないだろ!」という声が聞こえることもあるようです。 さて。大人のこれくらいっていうのは、本

「視聴者撮影」の映像と撮影者の安全

台風や、豪雨、そして地震、今回の噴火(2015口永良部島噴火。最初にこの記事を書いたのは実は2015年です)に至るまで、テレビや動画サイトでは非常に緊迫感のある「視聴者撮影」の動画が飛び交っている気がします。 それを見ながら「危ない~っ」「早く逃げろ~っ」「そんなことしてる場合じゃないだろ~っ」と画面に突っ込んだり突っ込まなかったりしていたのですが、もちろん危険に飛び込みたくなる若気の至りや武勇伝への挑戦など、いわゆる無謀行為は、いかに時代が進もうとも拭い去れるものではない

ライフジャケット。「装備がずっと安全」って訳ではない。

今回は、ちょいと問題提起。 水遊びには大変に心強い安全装備。ライフジャケット。 昨今、ホームセンターやら通販やらでお手軽に手に入るようになり、しかもお値段もお手頃。 そりゃ普及も進んできます。とても良いことだと思います。 が・・・。 じつは何年か前から、こういうのを何回か耳にしたり目の前で見たりしましてね。 「ブチっ!」って、股がけストラップ(ベルト)やフロントバックルのストラップがちぎれちゃう。 なんてこったい! このライフジャケット! 以前、親子スノーケリング