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【支援】入所2、3ヶ月目に起こるあるある

就労継続支援のお話です。

通所、2、3ヶ月すると、良くも悪くも環境に慣れ、本来の姿が垣間見えることがあります。
 良い面は、緊張が取れ、人間関係も築けるようになっているので、過緊張による心身の疲労が軽減されている事。
 悪い面は、緊張が取れた事によるルールやマナーを超えるほど自我が出る事です。

ただ、この(事業所にとっての)悪い面は、本人には自覚もなく行動に出ることが多いので、正しい行動の伝え方に気を付けなければ、せっかくの人間関係が崩れることがあります。

 例えば、背景を考えずにその場の行動を頭ごなしに注意する。より、「今日は、何かあった?」などと聞くと、家で怒られた。など、作業に入る前の段階から調子が悪いこともあります。 
 
 注意が必要なのが、注目を目的とした問題行動の場合、例えば、リストカットなどがあった場合に優しく言葉かけをすると、優しい言葉が時々欲しくなり、問題行動を強化してしまうことがあります。

 問題行動に対しては、言葉掛けに気をつけるのですが、そもそも反応をした方が良いのか。を判断しなければなりません。
(ただし他害行為に関しては、悠長な事を言ってられないので、即ストップかけることもあります。 )

自我が出たときに、事業所にとってあまり、好ましくない場合は違う表現方法を試すなど、トライ&エラーを本人と事業所で模索しながら進めていくことになるのですぐに改善することではない可能性がある。と支援側も長い目で見守る必要があると感じます。


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