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オランダ アムステルダムからブラウニーダウニーへ その1Uithoorn

 オランダには、今フランチャイズで広がっている大人気のカフェがある。それが、brownie&downies 知的障害を持つスタッフが働くカフェだ。

今回は、この記事やyoutubeで拝見した動画(動画の店舗は南アフリカ、ケープタウンの支店)から、親和性と目指すものの共通の価値観があったので、オランダに飛び実体験したので、その感想を。

1、アムステルダムからバス、電車で1時間のこちらが1件目

ここには、約13名の(なんらかの障害のある)スタッフと3名のサポートスタッフが働いている。

事前に説明のアポイントをとっていたので、コーヒーを飲みながら待ちます。ちょうど休憩中だった事もあり、スタッフや説明者の方はおらず、小一時間ほど、ゆっくり過ごすことに。

そのうち、パトリシアが説明にこられ、このPDFで丁寧に説明を受ける。
主に店の説明だったが、詳しく聞きたい事もあり、いくつか、用意していた質問もあったので、こちらからの質問を。
その応対については以下の通り。

(英語が聞き取れない部分もあり、少し解釈が違うこともあると思うが概ねこのような事を言っていた)

Q、スタッフがミスしたりした場合はどのようなサポートをしていますか?
A、スタッフがミスをすると中には叫んでしまう子もいるわ。その場合は優しくハグをして落ち着くまで待つの。叫ぶことで怒ったりする事はしないわ。何度かトレーニングをしてできるようにする事がサポートスタッフの役目よ。

Q、トレーニング期間を設けているのですか?
A、もちろん、主に仕事中にトレーニングはするわ。まずは一緒にやって、できる事はやってもらっているわ。

Q、メニューが沢山あるけど、全てここで考え作っているのですか?
A、ブラウニーダウニーズはフランチャイズになっていて、メニューやレシピは本部から送られてくるの。初めは研修もあるわ。内容については全てここで作っているの。

Q、サポートスタッフはどんな仕事をしていますか?
A、彼はシェフで主に料理担当ね。彼女はホール担当。 私は、いろいろ送り迎えがあったりケアしたりしているわ。優秀な彼らに任せる事が多いわ。
彼らが指示を出して、他のスタッフは働いているわ

Q、日本でこのようなカフェ(レストラン)をするのでアドバイスがあれば
A、日本とオランダでは、お客さんの受けとり方も違うと思うけど、あなたが成功する事を願っているわ。頑張ってね!
何かあればまた連絡してね。

という内容の会話をして、その日は店を後にした。
遠く離れた土地でも同じように考え、既に形になっている事が夢のようで、今すぐにでももっとできるようになりたい。
そう、思わせてくれたオランダ1日目のブラウニーダウニーだった。

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