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就労継続支援B型の工賃を上げるお菓子の生産活動

授産品で多いお菓子と購入者

就労継続支援B型で作られる製造物は、授産品と呼ばれてます。
目的としては、障害を持つ方が社会参加の就労を行う。というのが主な目的です。

なので、このような活動を行なっていたり、身内に実際働いている人がいると、販路がわかり、授産品だけを扱う実店舗やオンラインショップで購入できます。
印象は、割と手頃なものが多く、食品はクッキーや、コーヒー豆など、常温で日持ちするものが多いです。

全国、都道府県別平均賃金


 一方で、就労継続支援B型は一般の雇用契約を結ぶのが難しい方が働くので、給与ではなく工賃という賃金形態で支払いが行われています。
令和3年の全国平均は16000円程度。これが1ヶ月の賃金です。
(働く日数、時間は人により異なります)



平均工賃の年間推移
都道府県別平均工賃

事例


私が所属した事業所(京都)で、スタート時は生産性、利用者も少ない事もあり、平均工賃は5000円以下からスタートしました。今は、平均工賃25000〜30000円ですが、毎日通所できる方だけで言えば、30000〜35000円です。

ここに至るまでの経緯を説明します。

まずは、授産品を取り扱っている場所への卸業務は2〜3ヶ月に1度程度で始めました。
目的としては、在庫管理の調整です。販売を委託する際は、業務委託費がかかるために、利益率が少なくなります。できるだけ直販できるようにと、ネットショップの活用や、カフェなどへの営業活動を行いました。

重要!商品の作り方

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