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レストランの料理人が福祉をはじめた理由

おはようございます。

私は就労継続支援B型の施設長と飲食店のオーナーシェフを兼務しています。もともとはレストランが好きで自分の店を持ちたいと思って飲食業界に携わっていました。

20代の頃は大阪のフレンチレストランに入った時、技術や知識も追いつかず、目の前にある仕事をただただこなし、とにかく、働きまくってました。

今では、飲食でも働き方が見直されてきましたが、当時は労基?そんなの関係ないよね。くらいで皆働いてたように思います。

皆それぞれに身につけたい事があったり、認められたかったりと必死でした。

さて、ようやく自分にも部下ができて、少しずつやりたいことができるようになってきた時に、自分の息子に障がいがあることがわかりました。

 それまで、時間関係なしに働いてた自分は、このままでいいのかと自問自答する日が続きました。

とりあえず子育ての環境のいい場所で、と思い嫁の実家である滋賀に拠点を移し、京都のビストロで働くことになったのです。

それでも、自分の仕事と子供の将来が結びつかず、悶々とした日々を過ごしていたところ、大阪のフレンチレストランの師匠が京都で福祉事業をすると連絡がありました。

声をかけていただいた当時は、京都で新店舗立ち上げの料理長として就任が決まったタイミングだったので、二つ返事はできなかったですが、新店舗が軌道にのり、後任もできたところで未開拓の福祉事業に参加することになりました。

しかも、施設長として。

そこから1年間はとにかくインプット。福祉のノウハウを学び、なんとか形ができてきました。

逆に、飲食をやっていたから時間の大切さがわかるので、ほかの事業所よりもオペレーションについては整えられたと思います。

そして、いずれは地元(滋賀)でも福祉をする人気料理店を作るべく、自店を構えることにしました。

まずは、地域に愛される人気店にすることが目標です。

そして、自分が福祉を開業できる資格が取れたら福祉を取り入れた飲食店にパワーアップさせたいと思います!

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