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「暇」と「忙しい」を言わない
おはようございます!
今日は飲食店で働いていた時に師匠からいただいた言葉についてお伝えします。
繁忙期と非繁忙期の過ごし方について、考えるきっかけになればと思います。
・「暇」にしているのは自分の心
暇っていうのは、時間を持て余す状態で何をすべきかが明確でない状況ででる言葉。
常日頃から、時間があったら鍋を磨こう。グラスを拭こう。厨房のたなを整理しよう。スパイスを整理しよう。など考えていると、その時間に充てることができます。
「暇」ではなく「お客様からいただいた時間」とし、次にお客様が来られる時に、自分がMAXのパフォーマンスを出せるように準備を整える時間です。
・手隙仕事はすぐ止められる仕事に
手隙だからと言って、大掛かりな掃除や包丁を研ぐなど、一旦手をつけると時間がかかることはおすすめしません。
この「お客さんからいただいた時間」は、本来お客さんのものなので、来客がある時間でもすぐに止められることをすべきです。
大掛かりの掃除などは計画を持って取り掛かるものとして分別します。
・「忙しい」は充実している
一気にお客さんが同時刻にくる時があります。いわゆるピークです。この時の状況は「忙しい」です。
忙しいは字のごとく、心が亡くなった状態なので、笑顔を振りまく余裕も、気遣いをしてワンランク上のサービスの提供もままなりません。
心の持ちようですが、「充実している」「自分のしたいことがこんなにたくさんの人に届けられる」と思えば、自然な笑顔、気持ちも乗って最高のパフォーマンスを発揮しようと思えるのです。
・振り返りを行って心を鍛える
とはいえ、忙しい時には余裕がなくなります。
その時は、忙しい時の状況を振り返ります。
反省点と良かった事を記録し、次に活かします。
例えば
・準備の時におしぼりの数がすぐ補充できる所においておけば良かった。
・予約の時にもっと詳細の情報(苦手な食材)など聞いていれば当日混乱を防げた
・今日は、忙しくてもお客さんとの会話を楽しめた(なぜ?)
を振り返ります。
これも、次回の忙しい時に備えることができる要素になります。
この事の積み重ねが、「忙しい」を「充実している」にしてくれます。
・出来ないの積み重ね 出来たの積み重ね
「暇」「忙しい」は、どちらも今日はお客さんに対する自分の対応が満足に出来なかった時に出る言葉です。
一方、時間があったからこれが出来た。忙しくても充実していた。は自分が出来た時に出る言葉です。
自分自身でフィードバックがプラスの言葉になると迷いもなく、前向きな気持ちで仕事に望めます。
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