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福祉とレストラン事業の相性について

京都の菓子製造の福祉事業所の好例を携えて、最近は大阪のレストラン&福祉事業にも関わりを多く持つようになってきました。

なかなか、考えることも多く、noteの発信がおろそかになってます・・・

今日は、その福祉とレストラン事業について思うことを。

大阪の事業では、ユニバーサルレストランとしての運営をしております。
簡単に説明をすると、ブライダルなどの行うフランス料理の店舗の中でハンディキャップを持つメンバーが働くというレストランです。

菓子製造業と飲食業の違いが福祉にどう影響するか。


・お客さんが来店してから、退店までの時間は予測できない事が多い。
待てない状況になり、タイトな時間の中で、クオリティの高いものが要求されるのが、飲食店です。オペレーションの確率、誰が行なっても同じものが出来上がる仕組み、動線の確保などが必要になります。

・ユニバーサルレストランのメリット


働く人手が多いので、クリンネスの徹底や、細かいパーツの準備、人件費削減が昨今言われる中でIT化する部分が増えているが、入り口でのお出迎えやクローク対応、食後のコーヒーのハンドドリップなど手厚いサービスを行えることによるお客様への還元が可能
(訓練も必要なので、訓練を積む機会を作る必要があります)

・大変さ


ハンディに対しての配慮が必要となります。
配慮に関しては、ハード面でカバーしたほうが良いこと(例えば視覚支援)と、ソフト面(コミュニケーション)で対応した方が良いことなど様々で人によって異なるので、個別の支援計画と共有が必要。
 マニュアルや仕組み化が必須。
(飲食店で「あるある」の、「学校じゃないから教えてる時間なんてない、見て覚えろ」では教えてることにはなりません)

やってみせる(見本をみせる)
させてみせ(寄り添う支援)
褒める(承認)

月並みではありますが、軍師、山本五十六の言葉の通りで、ここにさらに、治具といった、作業効率を高める道具や、人に合わせたガイド、支援を組み込みます。

重要な考え方


できないことに目を向けるのではなく、何があればできるか。
また得意な事をどの分野で活かすことができるか。
を本人だけでなく、支援員たちが本人以上に考え、少し未来のできる姿を一緒に目指すことだと思います。

このために必要なのはスモールステップなのですが、この話をすると少し長くなるので、また気が向いた時に。

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