三日坊主娘がナゼ、日本トップレベルになれたのか⑦

第7章　仲間の存在

戦友

目標を失った我氏。
人ってやはり何かしらの目標がないと頑張れない
生き物で、なんかなしではそれまでの結果しか
出ないのは勿論、行動もそれまでの行動になる。

毎日監督に言われたメニューをとりあえずこなし、
早く練習終わらんかなぁ。
と毎日ぐーたら過ごしていました。

そこで、同期のチームメイトに
〝今から走るやつ全部勝負しやん？〟
と投げかけられました。

今までタイムを測って走っているものの、
別に速く走りたいわけでもなければ、
このタイムを切れるようになりたい、
と思っていなかったので、少し衝撃でしたが
その話に乗って、数十本のランメニューを
その子と全て一緒に走り、全て競いました。

その子は、以前の大会で無条件で100㍍に出れた
私なんかより遥かに速い子。
その段階で諦めてたんです。
でもその練習が私の意識を変えました。

燃えよ

そこで友達に言われました。
〝手抜いてるやろ〜本気出せ〜〟

そうか。私は勝負をする前から、
どうせこの子は私より速いから、競ったって
負けるに決まってる。と思い込んで
諦めていたから、全力を出していても、
出している「つもり」になっていたのです。

その一言から、絶対に次は勝ってやる！
という気持ちで走りました。
これは私論ではあるのですが、人間はいかに
脳を騙すか、が勝負だと思っています。

〝病は気から〟〝馬鹿は風邪を引かない〟
という言葉があるように、自分の気の持ちようで
善にも悪にもなるんです。
ある種、洗脳。良い思い込みって大事なんです。
ネガディブ思考は、結果マイナスになる事が多い。
どうせ考えるなら、プラスに考えたほうが
良い方に転ぶ事が多いです！
考えるだけはタダですからね✌️笑


話を戻して。
結果、勝負をしながら練習をする事で、
いつもの何となくやっていた練習に
意味が出来始めたのです。
今のはこうだったから、次はこうしてみよう。
もっと大きく走ったらどうなるのかな？
など、現状維持で大満足していた人間が、
追求を自然とするようになったのです。
そうすると、自然と成長ができ、成果も勿論上がる。
あの時、声をかけてもらえてなければ、
日本トップを経験することもなかったと思います。

きっかけはその辺にゴロゴロ転がっているし、
貴方が誰かに与えられるものでもあります。
毎日が宝探し！人生楽しみましょう！


続く！

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おみとの小言(おまけ)

【人生ポケモン論】
みなさん、ポケットモンスターという
国民的アニメをご存知でしょうか？
主人公のサトシが、ポケモンマスターになる為に
色んなポケモンと戦い、仲間を増やして
旅をするという、あのアニメ。
人生ってまさにポケモンに当てはめると面白いですよ。

マサラタウンに居続けて、成長するか？
井の中の蛙状態で良いのか？
ポッポばかり倒して本当に強いのか？
勝負に挑まないから、次のステージに
進めないのではないか？
強い武器が手に入らないのではないか？
勇気を出して一歩踏み出るから、
新しい仲間に出会えるのではないか？
ワクワクを忘れない。強くなろう。
その為に旅に出よう。一歩踏み出そう。
戦おう。誰だって負けている回数の方が多い。
みんな初めはレベル1からスタートしてる。
学んだものは自分の武器になって強くし、
時には防具として自分自身を守る。

さぁ、一歩踏みだそう！

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次回！第8章：一歩踏み出す
お楽しみにー！

またね！


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