三日坊主娘がナゼ、日本トップレベルになれたのか⑥

第6章　夢への第一歩

母の期待

今までは監督の言うことは絶対だ！と信じ込んでいた
中学1年生のおみとは夢に向かって
毎日練習に励むのでした。

そこで母からある一言が。
〝今度のその大会見に行きたい！〟

実は、私の母も中学、高校は陸上をしていました。
物凄い成績をおさめたわけではないですが、
それをきっかけに陸上を中心とした
スポーツ観戦が大好きな大阪のおばちゃんへ。

そんな娘が陸上部に入部しちゃった
もんだから母は大喜び。

どうせ見に来てもらうなら頑張らねば！
と表では言うものの、実はあまり見られたくなかった。
人見知りでシャイの私は人前に立って
何かをすると言うことが昔から大の苦手。
まぁスタンドに何百人といるからさすがに
どれが母かわからんからいっか、と諦め
母の事は一旦忘れて大会に向けて励むのであった。

目標の大事さ

当日のタイムスケジュールが知りたく、
母とパソコンで陸上競技連盟のホームページで
その大会の要項を見ていました。
だいたい大会要項は1年分(詳しいものは数ヶ月前には)
上がっているので、早速確認。

ん？4種競技にコメジルシ付いてるね。
なになに？エントリーする前に確認してください？
〝1年生の出場不可〟

ん？1年生の出場不可？？？

えええええええええええええええ
不可！？おいおい監督しっかりしてくれよ。
強化選手どころか試合にも出れねぇんじゃ
話にならないのよ。


直ぐに監督に電話。カクカクシカジカ。
〝おーそうか。知らんかったわ。はっはー。〟


しばくぞオヤジー！笑
凄い上げてから下げられたので正直その試合に
何に出場するかなんて何でも良かった。
何てったって目標がなくなったからね。

いかに何か目指すものがないと
頑張れないか、を痛感した日でした。


続く！

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おみとの小言(おまけ)

【目標を立てる大切さ】
仕事でも、部活でも、よく目標を立てましょう！
持ちましょう！とよく言われますよね。

何かをある一定水準以上のことを成し遂げようと
思うと、明確な目標設定が必要です。

では目標を立てることは何で良いのか？
・意識が変わる
・行動が変わる
・達成感を味わえる
私は大きくこの3つだと考えています。

意識で今何をするべきか？何が足りないか？
の分析が自然とできるようになり、
その為にどうしたら良いか？いつまでに何をするべきか？
と、具体的なアクションを起こせるようになり、
何より人間は喜びを感じたい性質があると思っています。
道のりが大きければ大きいほど、
多くの苦難を伴うけれど、自分の意志を強く持ち
その壁を乗り越え、戦い抜いた者のみが与えられる
達成感。お金では決して買えないものです。

どうせやるなら、目標持って
上を目指してやろう！！
気持ちの違いで、天と地の差になりますよ。
あなたならどちらを選びますか？

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次回！第7章：仲間の存在
お楽しみにー！またね！

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