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【RX 山本】2022.08.20-21 第53回JBCF東日本トラック IP-M🥇/500mTT5位/TS🥉

個人追抜(マスターズ/3km) 優勝 3:38:555

全日本マスターズからおよそひと月、会場は同じ美鈴湖自転車競技場で好印象しかない…はずだったが初日は生憎の悪天候で一日中雨の中の競技となった。
気温は20度前後、大気圧も850ヘクトパスカル、湿度は高めと難しいコンディション。スプリントの予選やスクラッチなどの競争競技中心のプログラムで個人追抜は午後の出走となるが、気象状況は大きく変わらず。
短距離系のエントリーが多く、中長距離のタイム競技はあまり人気なくマスターズも5名と寂しい。同年代で3位の新井さん、4位の野口さんがエントリーしており気合も入る。
気合はいいけど、気管支が少し炎症を起こしているような雰囲気。加えて臀部からハムストリングスの張りが強くて腰痛を引き起こしそうな感じでネガな気分になってる。ちょっと弱気になるのはいつも通りではある。

今回は58X14T(4.14倍)のギアをテスト運用。まさかの雨でイコールコンディションとはいえないが、とりあえず公式記録が取れるせっかくの機会なのでそのままチャレンジしてみる。早朝のアップでは50km/h巡行2~3分で96~100rpmだったので計算通りといったところ。個抜ではAVE50km/h overが今回のテーマ。
ひと月に亘って順調にトレーニングを積んだ。それを信じてやってみる。
DHバーはディスコンしているプロファルデザインのパッド一体型のエアーストライクというモデルをしつこく使っている。今回は車検にてバーの角度で指摘を受けて慌てて修正をする。
スタートはほどよい緊張感。スタートのゼロ発進のときに路面が滑るという情報を得ていたが、ギアが重すぎて低速ではトルクがかからないので、その憂いを感じることなくスムーズにスタートできた。

前半から突っ込んで、1秒でも早く終わらせたい脳筋スタイルで走る。最初の1周目は29秒、2周目〜4周目は21秒と相当突っ込んだ。中盤で23~24秒台になるがまだいける。あと2周くらいだろうと表示を見ると4周の無慈悲な表示。いつものことだけど長く感じているのはコンディションが悪い証拠。前回はあっという間に終わったのに、非常に苦しい。重いギアのせいもあるか? 呼吸も普段よりきつい。足の裏も攣ってる。ジャンが聞こえて対抗の新井さんの姿が見える。もう踏めないけどラストまで踏み続ける。あーこりゃだめかな…と思ったけど前回よりも0.3秒ほど速い。体感と結果が大きく乖離している…が前向きな捉え方だとパフォーマンスは向上しているがバッドディでぎりぎり堪えた感じか。悪天候ながらも公式記録をわずかに更新することができた。

TT仕様


500M タイムトライアル 5位(37秒後半)

1000mの計測のつもりでいたらマスターズ枠で500mに。マスターズといっても49歳までは1000mで50代以上が500m。限られた時間の中でそんなに種目増やせないだろうけど、1000mにオープン参加でも公式での計測がメインなので、ニーズに沿って実施してくれているなら少々融通が利いても!?なんて思った。

意気消沈でやる気30%くらい,,,だけどよく考えると初計測。もっと慎重にやればよかった。ギアは54x14TとIPより抑えめにする。
スタートはそれなりだったと思うが、突っ込んでいく行程でオーバーランしすぎ。
・空力優先のDHポジションだと走路を維持できない(体幹不足・経験不足?)→ドロハンで試したい
・優勝タイム35秒台というのをイメージできてない→
今回は撃沈の37秒台で、だいたいイメージが掴めた。
次回もあるなら準備を整えて臨む。

チームスプリント 1分8秒後半(オープン参加含6位、公式3位)


photo_河上くん

気持ちを入れ替えて…というか課題満載のチースプ。さてどうなるか。
前回ひと月前とメンバーは同じ。今回は2走(山本→遠藤)を入れ替えて。筆者が3走を走る。
走行しながらコミュニケーションを取ろう→叫ぶ だが前回伝えてもピンと来なかったのか無言で遅れてしまった経緯がある。練習を重ねていればやらなくてもいいアクションだけど、社会人チームのウィークポイントでなかなか合同練習ができず付け焼き刃の様相なので仕方ない。3走目で全てが見渡せる景色で恥も外見もなく叫ぶ。
今回は1走:スタートダッシュの武田さんに割とダイレクトに状況を伝えることができ、スタートは今考えられるベストな形で整えられた。2走は追走+巡行に乗せるのでまあまあ重責だが、実質2回目の遠藤くんの頑張りもあり3走目へ繋いでくれた。タイムアップがテーマで忌憚なき意見を述べるとすると交代直後から加速する必要があったのでここはロス。最大加速時に入ってくれるとさらにタイムアップできそうないい予感を感じながら20秒もがく。オープン参加多数でおまけの3位入賞だが、トップから見たらタイムは平凡。だけど前回よりも5秒以上縮めてるからやる気になる。順位にこだわることなくタイム短縮をテーマに来年の7月を目標に整えていきたい。


競争競技使用

まさかの表彰まで1時間まち。そそくさと撤収して、霧ヶ峰までの7kmの登りを40分ほどトレーニング。試走で30分以上巡行してるから限られた時間の中で練習もすこし積めた。

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