寒いなら足をしまいな娘たち

毎日寒すぎる。

何だか鬱々とした気持ちになってきてしまうと、なぜだか何か書きたくなるものなのだろうか。いい大人なんだからと言われる日も近い。特有のホルモンバランスとかのせいにして、自分の機嫌は自分でとらなくては。と思ったけれど、それでもやはり2日ほどどんよりした気持ちが続いてしまった。

夢だった仕事にも慣れ、慣れが一番怖いと思いながら日々を過ごしてはいるがどこか新鮮さはもう失われてしまった。毎日が楽しいわけではなく、ただ日々を消費しているだけの時もある。
人生にトキメキがほしい・・・

毎日は寒く、フロンドガラスが凍ってないか朝心配する日々。朝お弁当を詰めるのが面倒で、夜のうちに詰めておく。でも、結局朝はその浮いた分だけダラダラして慌てることになる。

家の家具が揃ってきて住みやすくなったりもした。この1年、生き抜くことだけを目標としてきて、体重は増えつつあるけど騙し騙しごまかしている。見たことある人がわりと好きなバンドに加入していたりして、本当に自分のやりたいことってこれ(仕事)なのか?と自問自答する。でも、今の道からはずれる勇気はないな…
みんなそうなのだろうか。道からはずれないように、外れないようにと生きているのか。なんだかつまらない人間になってしまいそうで怖い。
とは言っても、私は結構面白い人だと生徒に言われることも増えた。面白いというか、変な人というか。気取らなくて先生っぽくないと。
それは新任として正解なのか・・・と思いつつも、私が好きだった教師もそうだったことを思い出す。

桃鉄を50年設定で始め、長い目で見なければと思いながらもボンビーがつくとめちゃくちゃムカついてしまう。ゲームなのはわかっているけどムキになってしまうのは変わらずだ。

新しく好きなものができたとすれば、職員室から見る雪。早く帰らなきゃなと思いながらも、季節がそこにあると、どこかホッとする。

久しぶりに谷川俊太郎の詩を読んだら少し頭がスッキリしたので。

僕と神様

幸福な少年は
夢に不幸を知って
幸福を祈り

不幸な少年は
夢に幸福を知って
幸福を祈った

大きな夜が

二つの祈りをつつみ
明るい朝が
それをやんわりとかしてしまった

何世紀かたって
神様は二つの祈りを本にされ
僕にくださった

怠けものの僕は
それをまだ読めないでいる

(二十億光年の孤独 谷川俊太郎)

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