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[68本目]地球から2ミリ浮いてる人たち「ニンゲンムシ」が素晴らしすぎる

『地球から2ミリ浮いてる人たち』が素晴らしすぎるんだ。

え、『地球から2ミリ浮いてる人たち』ってなんやねん。バンドです。もう、この手のバンド名が来た時点でとにかくその人達が作ってる曲を聴かなきゃいけないわけでして、なんか1st EPのトレイラーがアップされていたから聞いたわけです。

うーん、1曲目からいい雰囲気だなー。そんな感じで聞いてたんだけど、3曲目の「ニンゲンムシ」が来た瞬間になにか感じるものがあった。やばい、たぶんこの曲は名曲、絶対に名曲! 実はHOLIDAY RECORDSで注文してたけど、そんなこと無関係でソッコーサブスクで『地球から2ミリ浮いてる人たち』の1st EP「アメリカンドリーム」を聴いたわけさ。

で、3曲目の「ニンゲンムシ」をフルで聴いたら、もうやばいのなんの、名曲とかそんな枠じゃなくて、とんでもねー超絶名曲すぎて、おれはもう、泣いてた、、、。

いやいや、布団で聴いてても泣いてるやないか、ライブハウスの最前列で聴いていたら、100000%号泣です。

私の感想としては、ある意味オーソドックスな展開だと思います曲的には。でもね、サビの盛り上がり方がすごいの、とにかくすごいの。

シンプルでクリアなイントロにはじまり、淡々と語りはじめるAメロ、心地よさと供に徐々に色づきはじめテンションが上がってくるんだけど、Bメロで一旦落ち着きを与える。からあぁあああのおおおお、サビが最高に盛り上がるううううぅぅうぅううういい! ああああ、自分で決めて! 素晴らしいかどうかは自分で決めていいんだよおおおお!!

あああ、これはこのボーカルだからこそ成立する曲なんだ。素晴らしい、素晴らしすぎるよ、このボーカルは、、、。まあ、それもなにも、そんなサウンドを生み出しているからこそ得られる感動。素晴らしいかどうかは俺も決める、あなたたちはとても素晴らしい。

で、ぜんぜん詞のことに触れていないんだけど(実は触れまくり)、わかるわかる。わかりやすい、わかる。めっちゃストレート、どストレート。もちろん、その言葉のバックボーンには色々な事実が込められているんだろうけど、そんなことは無関係で聴くニンゲンにスッと入ってくる。Bメロの詞も無茶苦茶真理でやばいんだけど、やっぱサビの「今日もうとう 夜通しで 待たせるけど まつのはちょっと」って言葉選び。でもって、「素晴らしい かどうかは 自分で 決める」、もうねそれでいいんだあああ、あああああああああ!

でね、アウトロがな、アウトロがなー、あああああ、そこで終わっちゃうのね、潔いぃぃぃぃいいいいい、あああ、もっと先を先を聴かせてくれーーー、的な。

ヤバいな、ヤバいバンドに出会ってしまった。2021年はじまって2ヶ月経ったけど、今年出会った中ではダントツで気になるバンドです。まあ、これまた京都のバンドなのでなかなかライブを見る機会はないのですが、あの手この手でライブを見たいと思います。

もうこれ以上話すことはねぇ。「ニンゲンムシ」がダントツで好きな曲なのは事実だけど、5曲入りのEPとしてめっちゃ魅力的な1枚に仕上がっているので、このnoteを読んじまったあなたは一刻も早くサブスクで『地球から2ミリ浮いてる人』って入力しちゃいなさい! え、バンド名には突っ込まないのかって? そんなことどうでもいいから、今すぐ聞け!

こんなに特定の曲のことを好きになったのは、あみのず「サマリー」以来だ。もうあの曲が好きすぎてインタビューしたみたいに、この「ニンゲンムシ」についても、いつかご本人にお話を聞いてみたいです。

[2021.3.21 追記]
そして、予想だにしていない真実を知ることになりました。この、noteを勢いだけで書いてた自分に教えてあげたい。
[74本目]決定的に勘違いしていた、地球から2ミリ浮いてる人たち「ニンゲンムシ」のことを

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