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2022.8.11 山の日

山の日と言うことで、山に行くことにしていた。

子供の頃の記憶で、豊川の上流で鮎のつかみ取りをしたことが結構鮮明に残ってきて親に聞いたら「広見ヤナ」じゃないかと。というわけで、新城市の山奥、寒狭川の山間に来た。

9時半に到着したらすでに駐車場がほとんど埋まってる。そこまでの道で混雑しているとは全く感じなかったけど、どうやらみんなもっと早くに動いていたみたい。整理番号札をとるけど、呼ばれるまで1時間くらいはかかるらしい。というわけで、ヤナ場の上にある水遊びができるスペースで遊ぶ。いや、水遊びなんてレベルじゃなくて深さ80cmくらいあるから普通に泳げる。しまった、水着を持ってこさせるべきだった、、、。1時間経って受付はできたけど、そこからさらに1時間以上かかるらしい。もはや、水着じゃないけど全身ずぶ濡れで遊ぶ。

ヤナのつかみ取りはとりやすい、その一方で自分たちがチャレンジするイケスのつかみ取りはめっちゃ難しい。生きている鮎を手で掴むのは至難の業だと感じる。実際にやってみて分かったけど、相当策を練らないと鮎に触れることすらできない。それでもなんとか鮎を捕りきり、調理へ。そこからも1時間以上かかる、、、とにかく時間がかかるけど、たぶん今シーズンで一番混雑した日に来てしまったからしょうがない。

が、しっかりと待っただけのことはあり、鮎の美味しさは格別だった。塩焼き、フライ、魚田なる素焼き鮎に甘い田楽味噌を塗ったもの、どれもどれもガチで美味しかった。500gで7匹、3人でちょうどいい量。ちなみに、私は頭から尻尾までまるごと食べました。新鮮すぎるので、全然問題なし。

予定より1時間遅れで次の目的地「道の駅 したら」へ。というか、本来の目的地はここだった。ちゃぶだいに掲載した「わなげやま」なるイベントに参加するべく。まあ、このイベント自体はめちゃめちゃこぢんまりしてて、ローカル感満載でこれはこれで最高だった。まあ、10回投げて何も取れなかったけど、輪投げって難しいのね。残念賞に設楽のトマトをもらったぜ。

「道の駅 したら」は2021年に新たに整備された道の駅で施設はとても綺麗。かつてこの山間を走っていた田口線の車両が展示されていたり、関谷醸造の「ほうらいせん酒らぼ」があったり、さらに「奥三河郷土館」で奥三河の歴史を知ることができたり、色々充実した施設です。もうちょっと早く来ればお野菜もいろいろあったんだろうなぁ。ほうらいせんの糀を使ったソフトクリームを食す、めっちゃ旨い。牛乳と糀の醸すハーモニー、ここでしか食べられない逸品です。

続いて向かったのは設楽町の中心部にある「関谷醸造本社蔵」。めっちゃ道路沿いに普通にあって通り過ぎてしまった、、、。ここでしか買えないほうらいせんを2本ほど。日本酒好きは絶対に立ち寄るべき、いや、このためだけに奥三河・設楽に来る価値があります。

そして、今回の最終目的地である東栄町「とうえい温泉 花まつりの湯」へ。露天風呂も含めめっちゃ充実、あんまり長風呂すると帰りに響きそうなので軽く入る感じ。ホントはサウナも含めてバッチリ整いたかった。今頃気づいたけど、宿泊施設も隣接していたのねー。結構お客さんも多くて地元でも人気の施設なんだろうな。ちょうど開業20周年の記念品を配ってた、先着600名に入れたー。

帰りは三遠南信道路を使う予定だったけど、雨がすごかったので結局した道で帰ることに。まあ、30分も変わらないから下道で十分。豊川から奥三河までが自分がイメージしていた以上に近いと知ることができてよかった。山の日にふさわしく、山を完全に堪能しました。次は泊まりで行こう。

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