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英文は二次関数に似ている(構解)

英語で自分の意識を表現するとき、体(名詞)、動(動詞)、状(形容詞)という三種類の概念を使う。

三種の概念の相互関係は、じつは二次関数に似ている。


Y = x・x  + 2x + 2           (x・x は、"x の二乗" の意味)


ここでY は、表現対象になっている自分の意識であり、x・x(xの二乗)は、体(名詞)である。体を微分した 2x すなわち動(動詞)が、次にくる。2x を微分すると、2 となる。これが状(形容詞)である。

x・x と表した体は、構成的で立体的で自立的である。次の2xは、変数x によって変化する動(動詞)である。2は定数であって、変化をもたない状(形容詞)のイメージである。

逆に、右から順に積分していくと、2→2x→x・x となる(と思う)。これは、分類的な状が、反復的な動へと高度化し、さらに状や動をとりこんだ構造的な体へと立体化していくことを示唆している。

二次関数のイメージをかりて、私がいいたいのは、体・動・状という三種類の概念が、微分・積分のような関係であらかじめ関連しあっており、かつこの順に並べていくことで、具体的な認識 を構成していく。これが英文の基本イメージだということである。

もちろん、英語には他にもいろいろ道具立てがあるが、英語で対象を表現するための基本要素は、この三つである。

学校英文法には「五文型」というものがあるが、その背後にあるのも、体・動・状である。



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