心をラッパーにしたらどうだろう

「おなかをすかせた豹が、兎に襲いかかるように...」

テニスのコーチが、球の打ち方をそう教えているという話を、どこかで読んだ。

小学生に水泳を教えるとき、

「クラゲになるんだよ!」

と教えると、たちまち水に浮けるという話も、どこかで読んだ。

では、英語を話すとき、何にたとえたらパフォーマンスが上がるだろう。

たとえば、

「心をラッパー rapper にする」

というのはどうだろう。

 rap は、「コツコツ」たたく音からきた語で、そこから、ノリの良い口調、ラップミュージックという意味で使われるようになった。

本物のラッパーのように体をくねらせながら話すのは無理でも、心でラッパーになってみたら、英語らしいリズムとノリができるし、物怖じせずに話せるような気がする。しっかりした声も自然に出そう。

動物にたとえたほうが... というなら、

「ゴリラになって話す」

のように、自分の好きな動物になってみたらどうだろう。

とにかく、あまり固くならずに、なにかになったつもりで話すのはなかなかいいような気がする。


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