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BMうずまきカップ Ver.旧裏(2023/07/15)レポ

BIGMAGICなんば店で行われた第5回BMうずまきカップに参加しました。

3月に行われた前回から引き続き専用のうずまきカップ殿堂ランクでのスイスドロー形式。前回の結果を受けて殿堂の改定がありました。


事前検討

殿堂改定内容としては、前回殿堂が軽かったワニカメのオーダイル(PF1)3→5点、それを意識してか使用者が多かったトレーナーロック(ミニスカート、コダック、ゴース)、共に殿堂ポイントが増加。その他、コロコロプロモのピィとムチュールが0点に。

とはいえ、ワニカメに関しては特にメインの動きが規制されたわけでもなく、高槻、新殿堂と同等になっただけ。何ならトレーナーロックの規制が厳しくなっている分対策されづらく、環境的には強化されたまであります。

ということで引き続きワニカメを意識せざるを得ない環境で、これに勝ち筋のないデッキは使いたくありません。

更に今回もうひとつ変化があったのが、「とりかえっこプリーズ!」使用可能化とそれについての今大会での個別ルール裁定です。

「とりかえっこプリーズ!」
・交渉については、相手の返答内容に関わらず、常に「オーケーでない」ものとして扱います。

どうなるかというと、お互いに手札が1枚以上ないと使えない以外はお互いの手札を見せ合ったあと自分が2枚引く、マサキの相互互換カードになります。
このカードの恩恵を受けられるのは、

  • 5枚目以降のマサキが欲しく、手札公開しても痛手ではない大暴走構築のデッキ(これもワニカメ強化)

  • ゴースト(拡張シート)で「ポルターガイスト」の前に相手の手札のトレーナーカードの枚数把握

の大きく2つと考えました。

「ポルターガイスト」は手札にカードを抱え込む大暴走構築に対して打点が出せて強く戦えそうなので、
とりかえっこプリーズ!とゴーストを採用したデッキを使うことにしました。


【デッキレシピ】

殿堂ランク:うずまきカップ殿堂(2023/07)

3 イワーク(サザン)
2 ハガネール(neo1)
3 ヤドン(化石)
2 ヤドラン(化石)
1 バリヤード(ジャングル)★★★
3 ゴース(化石)
2 ゴースト(拡張シート)
1 ゲンガー(化石)
ポケモン:17枚

4 パソコン大暴走
4 エリカ
1 マサキ
3 とりかえっこプリーズ!
3 ナツメの眼
3 ウツギはかせ
3 ポケモン交換おじさん
2 夜の廃品回収
1 ポケモンいれかえ
1 フジろうじん
3 スーパーポケモン回収
1 おうごんのみ★
1 ラッキースタジアム
1 抵抗力低下ジム
1 にせオーキドはかせ
1 プラスパワー
トレーナーカード:33枚

5 超エネルギー
1 なんでもなおし配合エネルギー
4 鋼エネルギー★×4
エネルギー:10枚

【デッキ解説】

以前使ったデッキを調整。まわし方や解説は過去の記事を参照。

マサキを、手札を覗いて「ポルターガイスト」の打点確認ができるとりかえっこプリーズ!に差し替え(3枚しかなかったので3枚だけ)。

調整として、以下の3枚を採用

  • 抵抗力低下ジム:ニューラ(neo1)の殿堂が低く、これにゴーストである程度ダメージを出さないといけない状況が想定されたので採用。

  • にせオーキドはかせ:大暴走構築のワニカメ、バクカルへの対抗策。特にバクカルはハガネールが機能せず、これで事故らせないと辛いと思い採用。他のデッキ相手にも「ポルターガイスト」の打点を上げるのに有効に使えて、腐りづらいので不要札になりません。

  • プラスパワー:最後に決めた枠。とりかえっこプリーズ!により「ポルターガイスト」の打点確認が事前にできるようになり、相手がギリギリ倒れないように手札調整したのを見てから10点追加して崩せる。その他、ニューラをハガネールの「テールクラッシュ」でワンパンできる可能性を作るための採用。

【対戦レポート】

BMうずまきカップ(旧裏)
2023/07/15:参加者22人

1回戦:VSコウタロウさん
(バクフーン(neo1)+マグカルゴ(neo3)大暴走))

いきなり一番あたりたくないデッキとの対戦。炎タイプでもリザードン等はバリヤードでなんとかできますが、バクカルはマグマッグの「ほのおでかこむ」、マグマラシの「やきこがす」がやっかいです。

大暴走構築との対戦は相手にドロソを使わせたうえでにせオーキドを使いたいので、こちらは大暴走とエリカは基本的に使わない方針。

にせオーキドはかせを使うタイミングを見計らっていたら、相手の手札がそんなに増えないままいつの間にか相手の場にブビィ(neo1)、マグカルゴ(neo3)、バクフーン(neo1)×2体が並び完全に打つタイミングを失う。

バリヤードで詰ませてLO勝ちを狙うべく、ブビィを誘ってはゴースト、ハガネールで倒そうとするもベイビィ判定がことごとく裏で3回倒し損ねる。その間にマグカルゴにサイド取られて負け。

殿堂を鋼エネ×1とおうごんのみ→くすぐりマシーンにするか最後まで迷っていたので、選択を誤ったかもと初戦から少し落ち込む。


2回戦:VSタコトプスさん

(カメックス(第一弾)+ニョロボン(第一弾)+ニョロトノ)

相手はゼニガメ(イントロ)、ニョロモ(拡張シート)スタート。こちらがパソコン大暴走でターンを渡しているとカメックスの「あまごい」からニョロトノが戦闘態勢に。鋼エネ3枚ついたハガネールに「かえるのうた」込みの「おうふくビンタ」で90点いれられるも、回復が追いつき突破。
その後相手が全然エネを貼ってこないな〜と思っていたら、サイドに夜の廃品回収×2と超エネルギー回収が落ちていてエネが拾えなかったようです。そのままサイド取りきって勝ち。


3回戦:VSマカロニさん
(わるいクロバット+ベイビィ)

最終的にハガネールのみの盤面にすれば勝てるはず。ゴースト、ヤドランをある程度倒されながらもハガネールが完成。サイド4枚取られますが、相手はリソースを使いきっておりハガネールが突破できないのでひたすら「テールクラッシュ」打って勝ち。


4回戦:VSスイカさん
(オーダイル(PF1)+カメックス(第一弾)大暴走)

こちら先攻でバリヤードスタート。手札にエネは無く、ナツメの眼2枚とパソコン大暴走。

対ワニカメは

  • こちらは大暴走とエリカは基本的に使わず、相手にリソースを切らせる。

  • 1回目の「ぎゃくりゅう」の返しににせオーキドはかせ、2回目以降の返しにナツメの眼を打つ。

  • 鋼2枚貼ったハガネールはワンパンされないので、鋼で固めて回復を注ぎ込んで殴り切る。(エネ14枚で最大120が出るように組んでいるのが今のリストのテンプレ。スイカさんはこれに忠実に組んでいるというある種の信頼のもと判断。)

このプランを遂行するため、1ターン目は何もせずターン終了して相手のエリカと大暴走待ち。相手がとりかえっこプリーズ!を使用して見せた手札はゼニガメとワニノコが複数枚で大暴走なし。更に2ターンお互い動かないターンが続き、相手がドロソから大暴走を引き込み使用、次のターンでポケモン育て屋さんからカメックス。バリヤードはどうせまきベトで突破されるのでワニノコ(neo4)の2エネ「みずてっぽう」2回で倒されるのは許容してサイドを献上。

こちらは場にゴースト、ハガネールを準備し、相手のバトル場にオーダイルが出たところでとりかえっこプリーズ!で手札を確認。トレーナーカード6枚で、ゴーストの「ポルターガイスト」で60点入れることに。返しに「ぎゃくりゅう」でゴーストは倒される。

ここでこちらはエリカで手札を整えつつ、にせオーキドはかせを発動。相手の手札をかき乱しつつ、ハガネールにプラスパワーをつけて「テールクラッシュ」でコインは表、60点でオーダイルを倒す。

相手はオーダイルを立て直して攻撃してくるも、鋼2枚貼ったハガネールは倒せない。ヤドラン2体、おうごんのみを駆使して体力全快を維持しながら、序盤温存したナツメの眼を何度も使い「テールクラッシュ」連打。ダメ押しでスーパーポケモン回収を決めてハガネールを出し直し、相手のトラッシュ交換が4枚ともトラッシュに落ちてオーダイルが立て直せなくなり、勝ち。

仮想敵に対して、想定どおりの動きで勝つことができかなりの満足感。


結果:3勝1敗(5位/22人)

これでうずまきカップ3回連続で5位です。勝ち越しはしており戦績は安定しているので、次ももっと上位を目指したいと思います。


優勝はオーダイル(PF1)+カメックス(第一弾)大暴走を使ったなふださんでした。うずまきカップ二連覇となりました。スイカさんのワニカメが理論に忠実なのに対し、なふださんのはトレーナーロックやハンデス等の妨害や、序盤の事故に対してごまかしができるようにしているイメージ。ワニカメミラーも制して勝ち抜いており、ずっと使い続けてプレイングの経験値を積まれているのを感じました。



おまけ 第18回関西旧裏ポケカオフ

この翌日、第18回関西旧裏ポケカオフ-neo-〜デスティニー・ドロー杯〜が開催され、参加しました。3年ぶりとなる、旧裏の聖地とも言える味生公民館でのオフ会。今回は2チームに分かれての対抗交流戦。

デスティニー・ドロー杯ルール

対戦を始める前に、デッキ内の任意の1枚を選んで抜き取り、59枚の山札で対戦準備を行います。場のたねポケモンやサイドカードの設置など、対戦準備が整った後で、先に抜き取った1枚を伏せて山札の隣に置きます。
※抜き取る1枚は試合のたびに変更することが可能です。

相手が3枚以上のサイドカードを獲得した後、自分の番の最初に山札からカードを1枚引く時に、「デスティニー・ドロー」を選択し代わりに、隣に伏せて置いていた1枚を引くことができます。

・本戦ならびにデッキ紹介の終了後に投票を行い、「デッキ賞」・「ベスト・デスティニスト」(最もカッコよくデスティニー・ドローをキメられたと思うプレイヤー)を選出する

※本イベントは交流を目的としており、上記の順位付けは参加賞配布順を決めるための便宜上のものとお考えください。

わざわざイベント告知ページに書いてるぐらいだし、個人の順位はそんなに意識しなくていいか、ということにしてたまにはデッキ賞狙ってみるみたいな楽しみも。
ちょうどルールに合った、使ってみたいカードがあったので使いました。

  • サカキのニドリーナの「どくばりタックル」でいい感じに自傷してお互いサイド取る。(=デスティニードローをしましょう!)

  • サカキの切り札で手札全部捨てたあと、カツラの奥の手をデスティニードロー!(自作自演)。(=このルール特有のコンボ)

  • デスティニードローのセリフを考えるため「切り札_奥の手」でググったらちょうどいいのが出てきました。(ちなみに幽遊白書は未履修です。)

  • サカキ、カツラがいて、「ラブラリアット」用のニドキング出すタケシのキュウコンがちょうどよくいたので、インパクトを残すためにジムリーダーの名前が入ったトレーナーを1枚ずつ採用(=印象に残す)

という色んな要素をデッキ紹介に込めて、見事デッキ賞に選ばれました。

デッキ賞で獲得したシンジャモスリーブ&デッキケース

周りを見たらミニスカエンテイが5,6人いたり、鋼ラッキーがいたりと思いの外ガチ目のデッキが多くて少し遊び過ぎたか?とも思いましたがたまには許してください。

サカキのニドリーナはそこそこ戦えそうなスペックではあるので、いつかちゃんと使ってみたいと思います。


以上、大会、オフ会のレポートでした。2日間旧裏を楽しみました。主催頂いたソラさん、対戦、お話した皆さんありがとうございました。

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