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駿河屋高槻トレカ館旧裏ジムバトル21/11/28 「ネルヤード」

21/11/28に行われた高槻旧裏ジムバトルに参加しました。
最近めっきり使われていない「ネルトプス」をはじめとしたハガネールに鋼エネルギーを集めて戦うデッキですが、現在の環境でも十分勝てるだけの性能はあると考えており使うことにしました。


【デッキレシピ】

殿堂:「高槻殿堂ランク」準拠
3 イワーク(サザン)
2 ハガネール(neo1)
3 ヤドン(化石)
2 ヤドラン(化石)
1 バリヤード(ジャングル)★★★
3 ゴース(化石)
2 ゴースト(拡張シート)
1 ゲンガー(化石)
ポケモン:17枚

4 パソコン大暴走
4 エリカ
4 マサキ
3 ナツメの眼
2 ウツギはかせ
1 スパイ作戦
3 ポケモン交換おじさん
1 ポケモンマーチ
2 夜の廃品回収
1 ポケモンいれかえ
3 スーパーポケモン回収
1 フジろうじん
1 ラッキースタジアム
1 きのみ
1 おうごんのみ★
1 ナツメのサイキックコントロール
トレーナーカード:33枚

5 超エネルギー
1 なんでもなおし配合エネルギー
4 鋼エネルギー★×4
エネルギー:10枚

【デッキ作成経緯】

スイカさんのブログの入門者向けサンプルデッキの「ネルトプス」に入っていたヤドランがハガネールを使う上でとても良さそうに見えたので、この2体の組み合わせから構築をスタート。スーパーポケモン回収で残りHPの少ないハガネールを戻して出し直す動きをメインとして、ヤドランはハガネールがギリギリ倒されない用に調整する運用に落ち着きました。
炎対策はバリヤードに任せます。相性のいいヤドランをメインギミックと共有でき、かなりのターン粘れます。
そうしてできた第一案がこちら

5月にオンラインでの大会で使ってなかなか感触は良かったのですが、対炎タイプでサイド取り切れないのとやさしいレディアンが不要でした。

やさしいレディアンの「きらめきタッチ」は一見ハガネールやバリヤードを状態異常から守れて良さそうですが、
・ハガネールはどくになっても毎ターン20ダメージのるぐらいならダメージレースで勝てる。こんらんは鋼エネルギーで自傷ダメージはないので気にせず攻撃するだけ。スーパーポケモン回収でも複数回解除できるし、そもそも状態異常をしてくる草タイプには抵抗力があるので大して脅威ではありません。
・バリヤードは炎タイプの相手しかしないが、炎からは状態異常は来ない。
とこのデッキではわざわざする必要がないと気づきました。

別のアプローチとして、鋼ラッキー+ゴースト(拡張シート)の組み合わせが使ってみたいと思いつつも、ラッキーじゃなくても十分な耐久があればいけるのでは?と考えていたのでこれも合わせることに。
1エネアタッカーが手に入ると同時に、大暴走構築にすることで相手のポケモンの進化を早めてバリヤードへの攻撃手段を減らせる、またデッキ切れによる勝利が狙いやすくなります。

【デッキ解説】

・ヤドンの「ゴミあさり」でトレーナー回収できるのでリサイクル、エイパムは全抜き。
・ゴースの「エナジーへんかん」で鋼エネが回収できるのでエコロジムは抜けました。
・主要ポケモンが3-2ラインであり、鋼エネも4枚揃える必要もないので、サイド落ちケアの参上コラッタも抜けました。バリヤード落ちがきつい場合はあるかもしれませんが、ゴーストで頑張ってサイドを取りにいって拾います。
・元々ハガネールで倒し損ねて逃げられた相手を狩る役だったムチュール(プロモ)はゲンガー(化石)に置き換わりました。
・なんでもなおし配合エネルギーにより、①手貼り、②スーパーポケモン回収で一緒に戻す、③再度手貼り、で3回以上状態異常を回復可能。
・スパイ作戦は中盤以降に使うタイミングのないパソコン大暴走や余ったイワークを捨ててドローします。LO勝負になる場合には相手のデッキ回復手段の枚数把握やサイドが取り切られる危険がないかのチェックができ、ヤドンの「ゴミあさり」を狙うかの判断に使えます。

初手でバトル場に出したポケモンは基本的には見捨てて(主にイワークかヤドン)相手にサイドを謙譲しつつ、2ターンはパソコン大暴走で手札を整えます。1ターン目はベンチにゴースとイワークを揃え、鋼エネをイワークに貼るか、超エネしかなければゴースに貼るのが理想の動き。

その後はゴーストの「ポルターガイスト」を使いつつハガネールを完成させます。ゴーストが倒されずに生き残れば、逃げてゲンガーに進化して「のろい」でダメージを調整していく第二の仕事をしてもらいます。

【対戦レポート】

2021/11/28:参加者8人

1回戦:VSぷーさん
(わるいマグカルゴ+わるいクロバット)

相手のマリガンで突風×3とマグカルゴ(neo3)が見え、更にムチュール(プロモ)スタートで、殿堂が全て割れる。相手は事故っておりしばらく「なげキッス」をするのみだが、ゴースをゲンガーまで進化させ「ナイトヘッド」でようやく倒す。その後わるいマグカルゴ2体を倒し、鋼2枚貼ったハガネールが出陣。相手はわるいクロバット等を壁にベンチのマグカルゴにエネを貯めるしかなく、「ようがんりゅう」で2エネトラッシュを要求する。ここで返しのゴーストの「ポルターガイスト」が50点、次のターンのバリヤードの「ヨガのポーズ」で倒して最後のサイドを取り勝利。
最初はリードしていたものの最終的にはサイド6-4とかなり追い詰められました。相手には突風もあり、マグカルゴに「ポルターガイスト」で十分なダメージが乗らなかったら危うかっただけに相手が最後クルミを使わずに攻撃したミスに助けられました。


2回戦:VSアズールさん
(リザードン(第一弾)+無色二個エネルギー)

初手のイワーク(サザン)を壁にパソコン大暴走を2回使い手札を整える。相手のリザードン(第一弾)に無色二個エネルギーが貼られ「ほのおのうず」でサイドを先行されるも、こちらのバリヤードが立ちはだかる。ベンチにヤドラン、ゲンガーを揃え、相手からのダメージを全て受け流しつつゲンガーの「のろい」でダメージカウンターを動かしながら「ヨガのポーズ」をし続ける。カツラのギャロップやブーバー(化石)等を倒しサイド4枚取ったところで相手のデッキが切れて、こちらの勝利。
ゲンガーの「のろい」のおかげで新しく出てくるポケモンにも「ヨガのポーズ」が20ダメージから入れて、キルターン短縮できていい感じでした。


3回戦:VSねねしさん
(タケシのキュウコン+カブトプス(neo2))

ヤドン(化石)スタートのところをタケシのロコンの「ほのお」20点、進化しての「おにび」30点でサイドを取られる。こちらはゴースト、バリヤードで戦いつつ、ゲンガーとヤドランを出したところで相手にピチュー(neo1)が登場。「パチパチ」でゲンガーが倒されるも、相手のタケシのキュウコン、ドードリオにもダメージが入る。炎エネメインではあるものの、カブトプス(neo2)がメインで高火力の炎ポケモンが見えないのでハガネールを育てることに。途中ドロソがなく手札が減ってきて、ナツメのサイキックコントロールで相手のトラッシュのドロソを使おうとするも失敗。ピンチになりますがトップドローでウツギはかせを引いてなんとか持ち直す。ゲンガーを立て直し、「のろい」で相手のドードリオ(ジャングル)の「いかり」の打点を下げながらベンチにダメージを移し、ピチューとタケシのマンキーを倒して勝利。
相手のデッキはわるいブースターやウインディ(トヨタプロモ)、ドードリオが入っており、ピチューで自傷していかり系統のワザを高打点で出す構築だったようです。


結果:3-0 (1/8位)

3戦連続炎タイプとの戦いを勝ち抜いての優勝。
先月に続き優勝することができ、2021年の年間最多優勝(相変わらず勝手に言ってるだけ)に一歩リード。残りは12月度のみなので最多タイは確定しました。

【使った感想】

・今回はゲンガー(化石)が大活躍しました。
・逆に、パソコン大暴走は1、3戦目は初手に来ず、使う暇がありませんでした。最初の2ターンぐらいしかワザを使わないターンがなく、後半手札が枯渇しがちだったのでウツギはかせがもう一枚欲しいと思いました。LO勝負になったときも強いので腐らないと思います。
・抜くならきのみになると思います。おうごんのみと同時に使えないので少なくともきずぐすりにはしたほうが良さそうです。バリヤードに対してヤドランの「へんなこうどう」が使えない状況下で使う想定でしたが、ベトベトン(化石)やまきベトの前ではバリヤードの「なぞのかべ」も消えるので無意味、大暴走構築で安定してヤドランが立てれるようになったためバリヤード+きのみだけで耐える動きは不要そうです。


以上、大会レポートでした。次回の高槻ジムバトルは21/12/26(日)予定。

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