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駿河屋高槻トレカ館旧裏ジムバトル20/07/18使用デッキ「あさりUDON」

20/07/18に行われた高槻旧裏ジムバトルに参加しました。今回はデッキ構築の方向性に誤りがあったと感じたので、その反省会です。再構築したデッキの記事へのリンクは最後に貼っておきます。

旧裏高槻殿堂(20/07/06発表)
カメックス(第一弾) 4→3
プクリン(ジャングル) 4→2
R団のサンダー 3→2
くいしんぼカビゴン 2→1
フーディン(第一弾) 0→1
たまごの化石 0→1

今回は殿堂ランクの更新があり、カメックス、プクリン、R団のサンダーという強力なポケモンたちの制限が緩和。環境にどのような影響を与えるのかを予想しつつ、デッキを選択します。
その他、フーディンは特に実績を上げたというわけではありませんが、店舗大会の都合長期戦になりやすいのを避けたいことを考慮しての制限強化かな?(追記:この少し前にフーディン入りの鋼ラッキーが優勝してたのを失念していました。恐らくはその影響の殿堂追加です。)たまごの化石の制限はただでさえポケモン15枚ルールにより使いにくいプテラが更に使いづらくなり、若干過剰と感じました。(追記:やはり後に再び0点に下がりました。)全体的に杉並殿堂に寄る様な改定内容となりました。

【デッキ選択】

制限が緩和されてもみんな対策する側にまわるので、ピンポイントでの対策はできません。その為、環境予想としては使われそうなデッキではなく、使われないデッキを予想して、それを除いた環境で優位なデッキを選択します。緩和されたカードは使われないんだろうなぁと思いながらもそれに弱いデッキを避ける傾向にあると感じており、今回でいうとカメックスに弱い炎タイプ全般、R団のサンダーに弱い雷弱点の水タイプ(カメックスも含まれるから若干矛盾?)は選ばれないと予想

"炎の高火力がいない"という環境、去年開催された第二回ウツボット杯が思い出され、その中で使われたあさりのみそしるさんのアンノーンUNDOとハガネール(プロモ)のデッキをアレンジして使うことにしました。

【デッキレシピ】

殿堂:「高槻殿堂ランク」準拠
3 イワーク(第一弾)
1 イワーク(拡張シート)
2 ハガネール(プロモ)
3 ピッピ(拡張シート)
1 ピクシー(ジャングル)★★★★
1 アンノーンU(neo2)
1 アンノーンN(PF2)
1 アンノーンD(neo2)
1 アンノーンO(PF2)
1 ミュウツー(プロモ)
1 グライガー(neo1)
1コラッタ(R団)
ポケモン:17枚

4 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
4 マサキ
4 クルミ
1 ナツメの眼
1 たたきつけろ挑戦状
3 ポケモン交換おじさん
1 遺跡の石盤
3 夜の廃品回収
2 ポケモンぎゃくしめい★×2
1 突風★★
1 ふうせんのみ
3 ポケモン回収
1 スーパーポケモン回収
1 ロケット団参上
3 リサイクル
トレーナーカード:37枚

1 闘エネルギー
1 超エネルギー
4 レインボーエネルギー
エネルギー:6枚

【デッキコンセプト】

ハガネール(プロモ)の「メタルクラッシュ」の"次の自分の番、このカードはワザを使えない"デメリットをアンノーンUの「UNDO」で手札に戻すことで回避し、毎ターン使います。

アンノーンは4枚ベンチに揃えることができればハガネールを一撃で倒せない限り、毎ターン回復した状態で新たなハガネールが登場し、ループに入ります。炎以外で倒せるカードはほとんどない一方、アンノーンを揃えられないと効果を発揮できず、また揃っても突風等で呼ばれてアンノーンが倒されれば簡単に崩れてしまうという欠点があります。

今回はアンノーンが揃っていない状態でもある程度戦えることを意識して、ポケモンぎゃくしめい、スーパーポケモン回収を入れてデメリットを回避しながら殴りにいく方向性の構築にしました。

【対戦レポート】

2020/07/18:参加者8人

1回戦:VSタコトプスさん
(わるラフポルター)
先攻取れて、2ターン目に突風でナゾノクサを呼び出してハガネールの「メタルクラッシュ」で倒すことに成功し、わるラフが立つのを遅らせる。その後ポルターガイストで倒されるもピクシーとピッピを揃えてこちらも準備したところでわるラフが登場。デッキにトレーナーカードが多いためすぐにピクシーでもポルターガイストが耐えられなくなり、ピッピの「このゆびとまれ」でわるラフを呼び出し続けることに。ギリギリあと1ターンのところで相手の山が尽きて、デッキ切れで勝ち(1-5)。

2回戦:VSだいこんおろしさん
(ひかるライチュウ+ヤドラン)
イワークの「いわおとし」からハガネールの「メタルクラッシュ」でヤドランを倒そうとするもコインが裏で失敗。水エネルギーとマルマインが見えてひかるライチュウとわかり、アンノーンはベンチに出せず。こちらからの攻撃が全部ヤドランに吸われ、大量のエネがついたひかライチュウに蹂躙されて負け(2-6)。

3回戦:VSスイカさん
(ビリリダマ+メタモン)
HP90のイワーク(第一弾)スタートするも、相手の先攻でメタモン(拡張シート)がビリリダマ(拡張シート)に変身して無色二個エネルギーとプラスパワー3枚からの「みんなでスパーク」で倒されてワンキルされて負け(0-1)。

結果:1勝2負
優勝はプクリン+ゲンガーを使ったマコマートさん。

【使った感想】

・構築の方向性の誤り

 "アンノーンを揃えずに戦う"というのは、遊戯王のエクゾディアデッキでエクゾディア揃えずにライフ狙いにいくようなもの。そもそも殴るのに特化している相手に片手間に殴って勝てるわけありません。
しかもメインの攻撃技であるハガネールの「メタルクラッシュ」はコイン判定。こんな不安定な技でアンノーンによるループ無しでサイド6枚取りきれるわけないんだよなぁ。

という事で、本来目指すべき方向性は

アンノーンを揃えること、何回呼び出されて倒されても直ぐにたて直すことに全力を注ぐ

UNDOがある限り、相手からバトル場のポケモンへのダメージは(一撃で倒されない限り)全て取り除けます。それを解除するための、アンノーンをベンチから呼び出せる手段は多くてもポケモンぎゃくしめいでの4回程度。その全てからリカバリーして残りのサイドを取らせなければ負けません。

採用候補のポケモン

・エイパム(neo1)
元のリストにはちゃんと入ってました。ループからのLOで勝つのに必要です。

・イワーク(サザン)
「たたきつける」でこのデッキの天敵ひかるライチュウを倒せる可能性がある。25%でも0%よりはるかにいいです。

・フリーザー(拡張シート)
特殊能力「オーロラヴェール」によりひかるライチュウ等からののベンチ攻撃、ピッピやタケシのマンキーの呼び出し系の技からアンノーンを守ることができる。アンノーン4種と逃げ0がいれば毎ターン回収してバトル場に出し直せるため、80打点出されなければ、ループしてデッキ切れまで耐えてLO勝ちを狙えます。

・バリヤード(ジャングル)
100ダメージ以上出る高火力相手の場合の壁。今回は環境予想の結果不採用。

【まとめ】

・環境予想としては、炎タイプと水タイプ(ひかライは除く)デッキを使った人はいなかったので、最低限の読みは合ってはいた。

・このデッキは"ハガネールのデメリットをUNDOで消す"のではなく、"UNDOで詰ませるついでに殴る"のが正しく、前日の夜に軽く組んだのでは理解が足りなかった。とはいえどちらにしてもジムバトルは対戦カード的に勝ちきれなかったとは思います。

・反省をふまえて再構築したデッキはそのうちまた個別で記事を書くと思います。

追記
→記事はこちら「UDON大暴走」

以上、デッキ紹介兼大会レポートでした。

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