【遊戯王】カード紹介動画の制作話

最近動画作ってYoutubeにアップしました。
素人が動画作った感想を書きます。

ツール

CyberlinkのPowerDirector17。amazonで1万くらいだった。

制作の仕方

素材集め
何度か作って制作時間は徐々に下げることができたが、素材集めは時間コストを下げるのが難しい。検索が最適化できても結局1つ1つ見たり聴いたりして確認する必要があるからだ。

見分が必要なのはタイトルに使う画像やBGM。フリー素材サイトが十分にあるのでイメージに合うものは割と手に入りやすい。
カード画像に関しては公式のは無断転載禁止なのでリアルカードのスキャン画像が必要となる。リアルカードを経由すると歪みや反射、スキャナの質に影響されて画質は下がる。

台本
字幕テキストを作る作業。これに沿ってアニメーションを作ることになる。
そのままボイスロイド用のテキストになる。
慣れて一番時間が掛からなくなる箇所。

ボイスロイド
字幕だけでもいいけどボイスがあった方が楽しいのでVOICEROIDを使っている。1キャラ1万円程度はする。琴葉茜&葵は2キャラ1セットで同額なので人気があるみたい。ニコニコでよく見かける。
継星(きずな)あかりをセレクトしたけど、ボーカロイドソフトもあるので間違えて選びそうになった。
調整はほぼいらないけど、遊戯王の無茶なカード名をスラスラと読めない事があるので単語単位である程度調整が必要。1動画に対し大体2~4単語の発音を調整している。または手間が掛かりそうなら諦める。
「サンダー・ドラゴン」だと「ドラゴン」の語尾を上がり調子で発音するけど、中点を消して「サンダードラゴン」にするとちゃんと読んでくれたりする。
基本の音量は小さいので、ボイス作成時や動画制作ツールで大きくする必要がある。

動画制作
とりあえずニコニコ動画やYoutubeを見て参考になるものを見つけて構成やアニメーションを学習する。どの程度気合入れてるのみたいなカロリーもふわっと感じ取る。
参考資料と見比べながらPowerDirectorで動画をつくる。
このツールは機能が多くGUIで大体のことはできるが、細かい事ができない不満はある。テロップのようなテキストオブジェクトはボタン一つで簡単に作れるが、カウントダウンのようなテキストの動的な変化ができないみたいな。無理矢理やる場合は工夫が必要。
なので基本的なアニメーションは画像の線形移動、拡大縮小、透明度を使う、またテキストの挿入&削除など。
複数の画像を動かすのは画像同士の動きのタイミングを調整するのが面倒で時間が掛かる。なので、なるべく限度を設けてコストを下げる必要がある。やりすぎると目標のアップ期日を逃したり熱量を出し過ぎて疲れる。

サムネはよくわからない。
Youtubeが動画の中から何らかの基準でプリントしたものを何点か挙げてくれるのでそこから選んでもいいけど、今のところ動画中のどこかを止めてスクショしたものを挙げてる。よく見るサムネはデカい赤字黒白枠で宣伝文句を書いてあるがどうしたものか。

感想

1つ目は知識0の状態で始めたので1ヶ月かかった。
2つ目は3日。3つ目は1日。
時間が掛からなくなっていくように見えるが、実際は動かなくなっているだけ。ヤシガニみたいなもの。
効果を詳しく説明しようとするとアニメが複雑になりがちで、相手のカードに干渉する効果の場合、自分と相手のカードのアニメーションが必要になるためコストが倍になる。
とはいえ、意外とそれっぽいものはできるもんだなと驚いている。動画見る時にスゴい処理うまいなとか演出うまいなとか見る目が変わるのが面白い。
あと、カード効果を間違えると修正が簡単にできないのでテキストを針に糸を通すように見るようになる。いいことづくめか。
後は、せっかく作ったのでできれば見て欲しくなる。そこらへんはとりあえずクオリティ上げて数作ってからかなー。



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