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新潟県立歴史博物館 ~新潟旅行記~

ちきりんさんのVoicyを聴き「旅行したらその土地を学べるところに行きたい」と思うようになった。


そこで、今回の新潟旅行では長岡市にある新潟県立歴史博物館へ行くことにした。新潟市内にも博物館はあるが新潟の雪を知りたくてこちらにした。


長岡駅から博物館まで遠くバスの本数が少ないので、バスの時間を事前に確認し計画的に行くことをオススメ(このセリフ何度目か?わたしが無計画すぎる?)。

『新潟県のあゆみ』では旧石器時代からはじまる。脳内では縄文土器先生が何度も登場する。そういえば、縄文土器先生はときどき新潟訛りだ。

『雪と暮らし』では昭和30年代の豪雪地”高田の雁木(がんき)通り”の再現があり、わたしはこの展示だけで満足だった。

さすが豪雪地、積雪の高さはもちろん、その圧迫感や閉塞感に圧倒され、絶句した。雪で道路が埋まるどころか、1階も埋まる。どうやって稼ぎ、どうやって長く手強い冬を乗り越えていたのか。自分だったらどうしたか。そんなことを想像しながら見ていた。

雁木通りは、私有地を一部解放し、冬でも誰もが行き来できるようにした通りで、優しさの塊。こういう優しさと知恵で生き抜いたんだろう。わたしだったら豪雪に極寒が続いているときに人にやさしくできるだろうか。…できない気がする。

息子は『米づくり』という展示が気に入ったようだった。農具の機構に興味津々。
授業で米作りを学習するときにこの博物館でのことを思い出すことがあったようで、点(知識や経験)は多い方がいいと感じた。

他にも展示があり、実寸の再現は(勉強が兎にも角にもできなかった)わたしにはイメージしやすかった。日本史と新潟の地理がざっと頭に入っている息子は「これは○○で~」と楽しそうだった。学ぶことが楽しいって幸せ。
【旅先の郷土資料館に行く】は、とっても良いぞ。


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