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11月振り返り

 今月も終わるということで振り返りの時間がやってきました。今月のエンタメ活動は、ハーゲン弦楽四重奏団の「ハーゲンプロジェクト2023 第3夜」、ダダダムズめぽちの生誕イベント「めぽたん!2023」、国立映画アーカイブの「返還映画コレクション(1)――第一次・劇映画篇」から溝口健二「残菊物語」の3現場でした。配信(「ダダダムズのトークでワッショイ」)を含めると4現場になりますが、まあ今月もエンタメ的には低調だけどバラエティには富んでいたかなという感じです。

 ハーゲン弦楽四重奏団については先日のエントリーで書きましたので「めぽたん!2023」と「残菊物語」について少しだけ。

 めぽち(mepo)はダダダムズのリーダーで情が厚く涙もろい、いい女ーあまり女って表現を僕は使わないのですが、いい女の子でもいい女性でもしっくりこないのでーです。ましちゃんがダダダムズに入るまでは、ダダダムズとそれほど接点があったわけではないのですが、個人的にmepoちゃんが気に入ってたのでチェキを2回ほどとったことがありました。そういや2月の「トラッシュアップの節分祭」にはmepoちゃん目当てで行きましたね。

 ということで生誕には行かないとということで行ったんですが、最初から最後まで客を楽しませるために考え抜かれていた、大変楽しいライブだったと思います。つなぎのBGMが事前に録音したラジオ番組風ナレーションで、DJめぽち(?)がリスナーからの手紙を読んだり、CMがはいったりと本格的な感じでしたね。もちろんライブ自体もソロあり、ゲストあり、グループ内コラボあり、と充実したものになっていたかと思います。まあ敢えて言うならかぶせでもいいから「淋しい熱帯魚」は口パクでなく歌ってほしかったなあ。ましちゃんとのダブルMはガチでよかったので継続希望です!

 

チチチバズのセンター!

 その後、本当は25日にリリイベにいこうかと思って準備してたんですが、お金使うよなあ…とおもったのでやめてしまったという、相変わらずオタクとしては末期症状な感じです。時間とお金を惜しむようになるとそれはおわりなんだろうなと。

 その点、国立映画アーカイブでの映画は安くていいですね、近いですし。それはともかく現在行われている「返還映画コレクション」ですがその中から溝口の「残菊物語」を見にいきました。残菊は最近見たよなあと思っていたら去年池袋の新文芸坐で見たばかりでした。今回はリマスターされていない版でしたのでノイズ等はのりまくってるんですが、それもまた一興というか、昔の映画ってこんな感じだったなあと久しぶりに思った次第です。最近はリマスターされているからきれいですからね。

 一年ぶりの残菊でしたが、まあやはり素晴らしいですね。ほぼ完璧といってもいいんじゃないかと思いますが、キャメラ、演出、役者、美術…全てがいいなあと。まあお徳さんの演技はちょっと引っかかる部分はあるんですが、そんなことより密度の高さですね。だれることなく140分を演出し作り上げた溝口はさすがとしか言いようがなく、1939年の映画が持つこの世界を知らずに映画を語るなよって軽口叩きたくなるほど素晴らしい。このブログ読む人はほとんどいないと思いますが、もしここまで読んでたら配信サービスで見られるみたいなので是非見てほしいですね(本当は映画館で見てほしいですが)。

 そんなこんなで今月もわずかな現場しか行かず、ほぼ生きているのか死んでいるのか分からない感じでした。もう23年も終わりますが、12月に宝くじでも当たって人生が変わることを期待して終わりたいと思います(宝くじ買わないけど)。


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