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2月振り返り(2024)

 今月もおわりになりましたね、ということでいつもの振り返りの時間です。

 今月の現場は18日にクァルテット・インテグラの公演、23日にMAPAのライブの2本でした。25日に行く予定だったチケット購入済みのライブは気分が乗らないので行きませんでした。

 クァルテット・インテグラは無料招待制のコンサートだったんですが、ベートーヴェン15番を聴けたのがよかったです。年末(12月31日@上野)にも聴いていたんですが、改めてこのクァルテットの演奏力・技術力の高さを、また音楽性も自分好みなんだなと再確認しました。好みを言えば弱音パートの美しさがもう少しあればとか、低音がもっと固まってくれたらとか(チェロは新メンバーに変わったばっかりだから差し引くべきでしょうが)ありますが、でも素晴らしい演奏であることにはかわりありません。これからも少し追っかけてみたいと思っています。

 MAPAはライブハウスで見るのはほぼ1年ぶりでしかも整番が2番だったので最前で見ることになるので、やや緊張してました。理由はいろいろあるにせよ、ほぼ行かなくなったグループをいきなり最前で見るわけですから、まあ厚顔無恥ですよねw。

 今回は『祝狂生祭スペシャル 古正寺恵巳 vs MAPA編』ということでこしょさんのソロがあって、それからMAPAのライブだったんですが、まあ本当に良かったですね。MAPAについては1年ぶりに見たからこそ分かるというか、1年目や2年目のがむしゃらな感じが少し影を潜め、余裕を持ってパフォーマンスしているように感じました。この1年で実力が底上げされたのかなという感じです。

 僕が苦手だった「怪獣GIGA」も、その苦手な咆哮のパートが耳障りでなくすんなりと耳に入ったのは、彼女らの実力が楽々と咆哮をこなすだけになったからかなと考えています。これは個人的なこのみなんですが、女性が叫んだりする(デスボイスも含めて)のが非常に苦手で、そのため「怪獣GIGA」も苦手だったんですね。ただその叫びの質が、楽曲に求められるレベルを出すために全身全霊をかけて-そういう所が苦手なんだとおもいます-しなければなかった1年前と、実力がついて余裕を持って-手を抜いているというのではもちろんありません-こなせるようになった今では大きく異なっているように思えました。

 人によっては毎回命を削るようなパフォーマンスがいいという人もいるでしょうし、1年前も余裕でやってたかもしれません。僕が久し振りに見たから単にそう感じた、あるいは聞き手として成長(?)したからかもしれませんが、行ってよかったなと思えた「怪獣GIGA」でした。

 1月2月はライブやイベントをそれぞれ2回ずつ行きました。まあこのくらいがいい感じだし、これからもこんな感じが続きそうです。来月はどうなることやら。


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