見出し画像

【本気で考える】わからないことはそのままにしない


誰しも一度は耳にしたことがあるだろう「言葉」
社会に出てみると
誰が言ったか分からない意味不明な言葉で
溢れている。
意味不明な言葉を理解する力が要求されるが

少し立ち止まって考えるとその力自体意味不明だ。

その意味不明な言葉の理解を要求された時の話をする。

新入社員のときのこと

研修が終わって上司にあれこれ業務説明をしたときに
上司から「学生気分」が抜けていないぞ

とひと蹴り

目標やロードマップについて話したときも
「学生気分」という言葉を遣って

ひと蹴り

その時は自分のことを考えることに必死で
相手の言葉を理解する余裕がありませんでした。

よくよく考えてみると

学生気分ってなんだよ!

となるのが自然だと思います。
気持ちに余裕ができた今、改めて
「学生気分」という言葉について
考えてみようと思います。

その1
あるべき姿を夢想して押し付けること

例えば、悪人と善人がいたとする。
ただこの悪人は法律を破らない範囲で
悪さをしていたとする。
法律を破っていないので善人は
罰するようなことはないが
学生気分はここで罰してしまう。
例えが悪いかもしれないので

簡単に言うと

「世の中は勧善懲悪で成立していて
正義は必ず勝つとか悪は裁かれるべきと思うこと」

悪を裁くのは法治国家で言えば司法である。
個人や組織が行うものではないし
ビジネスにもならない限りは
個人的な趣味の域を出ない。
得にもならないことに時間を使う人の気分を
学生気分という。

その2
決めつけて思い込む

誰からか分からないけど正しいことだと思ったので
正しいと判断すること。
疑うこともなくエビデンスの無いことを盲信すること

根拠を示した上で論じるということを
怠る人は学生気分である。

これを言うと卒業論文執筆時の私にとっては
とても耳の痛い話だが
この話からもわかるとおり
根拠を示すのが苦手な学生が多くいる
という固定観念があるのではと思う。

簡単に言うと

根拠のない事柄を調べもせずに盲信して
疑うことをしないこと。またはそれを発言すること


その3
受け身の姿勢が基本

誰しも中学卒業までは受け身で授業を受け続けると思う。
そんな数年の積み重ねを社会に出てから
変えようなんてそもそも無理な話である。

ただ、この受け身の姿勢が社会には受け入れがたく
理解されがたい。
なぜならば、積極的に意見を出して行動する人が
必要とされているから
何も喋ることがないイエスマンは
社会で必要とされていない。
この例えとして学生気分=受け身として定着しているのではないかと思う。
一応、断っておきますが、筆者自身
学生がそのような人達ではないと思っております。
むしろ、社会人となった人達のほうがよっぽど学生気分で
いると思います。
ここで学生気分って言うと伝わらないかと思うので
しっかり断っておくと

「受け身の人が大半です。学生のほうがよっぽど
話しかけてくれるし発言してくれる。」


3つ程度に納めていかないと
バズワード化しそうなので
ここらでまとめ

まとめ

学生気分って言葉はよく分からないし
定義もされてない言葉で伝えられても
言いたいことは相手に伝わらない。

偉い人も言ってたけど
話の大半は覚えてもらえないんだから
相手にわかる言葉で話すことを意識したいですね。

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?