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高校の思い出 後半

学校でうまくいかないわたしに、ある教師は「どんなに環境が悪くても、理不尽なことがあっても、それが大多数なら溶け込みなさい」と説教した。わたしにはいまだにその意味がわからない。意味がわかってたまるかと思ってる。

わたしは目立つ生徒だったと思っている。
卒業式で在校生代表で送辞をよんだり、
テレビにでたり、
学校紹介のVTRにもでたり。
でも、友達には嫌われていたし、先生からも好かれてはいなかったと思う。

3年生になった。
好きな人のことはまだ好きだったけれど好きな人には彼女ができていた。
わたしは学校に行くのがつらくて、毎朝吐き気がして、ガリガリに痩せてしまった。
違う学校に編入したり、高校をやめて大検をとることもすこし考えたけれど、
自信喪失していたので無能なわたしに大検がとれるか?とか、違う学校でもうまくいかないんじゃないかと思ってしまっていた。
とりあえず、学校の成績はよかったので、それで推薦もらって適当に大学いこう、それしかわたしには道はないと思っていた。

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